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ビジネスや組織運営を行うには、ユーザーの意見を意見を聞く事がとても大切なことです。しかし、ただ待っているだけでは、意見を伝えてくれるのはユーザーの中の数パーセントに過ぎません。その中で生産的な意見を伝えてくれる人はさらに数10パーセント。数パーセントであってもユーザーの少ない意見が、その他大多数の物言わぬユーザーの意見を代弁してくれていればいいのですが、そうとは限りません。物言わぬユーザーの意見は違うところにあるのが普通です。
ユーザーの意見を聞くために、インターネット普及以前は顧客名簿とダイレクトメールを利用したり、マーケティング会社に依頼して情報を地道に集めるしかありませんでした。時間も労力もコストも必要でした。
しかし、今はインターネット時代。ユーザーの意見を聞くために、Webサイトを利用できるようになりました。やり方次第では、70パーセント以上の回答率を達成することも可能です。顧客リストを準備してメールマガジンでアンケートを依頼すれば、「インターネットに接続できるユーザー」から安いコストで意見を集めることが出来るます。少ない労力で、短い時間で集められるかどうかはやり方次第ですが。
驚くべきことは、回答率の高さとユーザーの反応の早さです。仮に、WWW上にアンケートページを準備し、ユーザーのメールアドレスにアンケートへの協力をお願いしたとします。依頼文やアンケートページの作りに十分な注意を行ったとすると、70%以上の人にアンケート協力していただくことが期待できます。24時間以内に大まかな傾向を把握することが出来、72時間以内に95%の回答を期待できます。
この数値は郵送を利用する場合やマーケティング会社を利用する場合と比べて、恐るべき数字です。ダイレクトメール方式では、1)文章を作成し、2) 印刷し、3)間違いがないか確認し、4)封筒詰めして、5)ラベルを貼って、6)郵便局に持ち込む。数日から1週間程度で返信が届き始めて、パソコンに入力開始。(たまは、締め切り日を待って入力業者に依頼する。など)計画から集計まで1ヶ月は見ておく必要がありそうです。手間とコストを考えると、ちょっと大変です。1年間に何度も試せる企画ではありません。
Webアンケートの場合は、自社Webサイトをアンケート担当者が直接使用できるなら、一日でアンケートページとユーザーへ送付するレターを準備し、翌日にメールを送付し始めれば、夕方には結果が見えてくるという具合です。担当者が自分で作業できるなら、何も手配する必要はありません。回答はデジタルデータであるため、再度入力するという手間は不要です。
欠点は、インターネットに接続できない人の意見を集められないことです。この点は我慢することにして、残る課題はどのようなアンケートシステムを使うかということ。
システムを業者に構築してもらうと、打ち合わせ、設計、構築、テスト、運用開始と長い時間とコストが掛かってしまいますので、ダイレクトメールの場合と比べて大した違いが無くなってしまいます。一度構築してしまえば2回目からはテストと運用だけで済みますので、ダイレクトメールと違い、ビジネスの要所要所で再利用できるはずです。
私のお薦めは、フォームメールCGI(アンケートメールCGI)の利用です。例えば、kent-webさんのPostMail CGI は設置が簡単で、ユーザーが回答してくれる毎にメールが一通届きます。この一通一通を集計するとアンケート結果が出来上がります。どのようにしてデータを集計するかが課題ということになります。
サーバーにデータを一括保存できるタイプのCGIもあります。ユーザーがデータを送信したと同時にデータベースサーバーにデータを取り込む比較的大掛かりなシステムもあります。サーバーにアンケートデータを保存する場合は、外部への流出、関係者以外による勝手な閲覧対策を行う必要があります。ユーザーがデータを書き込めるということは、サーバーのどこかに入力されたデータが存在していいるかもしれないということです。できることなら、アンケートページと集計はネットワーク的に遠く離れて欲しいものです。どうしてもサーバー上でデータ集計したいなら、アンケートにユーザーを特定できるデータを入力しないような質問形式にするなど、万が一関係者以外の目に触れた場合のことも考慮した問いにしておくことが重要だと思います。
さて、方法はいろいろあるにしてもWebアンケートは集計をどのように行うのかを解決すれば、早く、安く情報をつかむことができる手段です。ということは、ビジネスの要所で「自分はこう考えるが裏付けデータを持っていない。」、「製品のバージョンアップを考えているが、XXの機能はどの程度のユーザーがアクティブに使用しているのだろう?」と考えたとき、ユーザーアンケートを実行できれば、即裏付けとなるデータを得ることができるということです。
ただし、素早く回答をもらいたいなら、小規模なアンケートにとどめるべきでしょう。複数ページにまたがる問いや、他サイトを開いてみなければ回答をかけないような質問はこのようなケースには向いていません。訪ねたいことを簡潔に準備することが重要です。そして実際にこういうアンケートの回答を素早く集計するためのツールを制作することにしました。
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