モード1:同一文章発行
エキスパートモード
1. MM Driverの起動
MM Driverを起動してください。
2. モード選択
上から4番目のボタン『モード1』をクリックして画面を切り替えます。
モード1は同一メッセージを宛先数分作成するモードです。
3. モード1の概略
ウィザードモード1とユーザーインタフェースが異なるだけで、動作は同じです。エキスパートモードでは、一つの画面で全ての操作を行います。
- タイトルと本文を入力
- 配信アドレスを入力
- 送信(テストモード)
- 送信(本番モード)
となります。署名やCc:フィールドの修正や、本番送信後に再度送信することなども出来ますので、慣れてくるとエキスパートモードを利用する方が便利でしょう。
4. 新規レコード作成
まず、『新規』ボタンを押して新しいメールマガジンを作成します。
5. 初期画面
新規メッセージを作成すると、自動的に(管理用の)日付、テストフラグ、署名、Cc:が入力されます。日付以外の値は設定画面の値が利用されます。
日付は自動入力になっており、作成日は『新規』ボタンが押された日、更新日は最終的にデータを加工した日付になります。これらの日付情報はメールマガジンのメッセージには利用されず、情報管理のためにだけ使用されます。
テストフラグがチェックされている場合、『送信ボタン』を押すと配信アドレスに指定されているデータを無視して、テスト用アドレスにメールマガジンを発行 します。新規メッセージを作成する場合は、テストモードフラグがチェックされた状態でレコードが新規作成されます。
6. 情報入力
メールマガジンタイトル、本文、宛先を入力してください。MM Driverはワードラップを含め改行など一切手を加えませんので、必要に応じて手動で改行を行ってください。利用するメールソフトによっては、指定された文 字数で自動改行を行ってくれますので、MM Driverでワードラップを気にする必要はありません。本番送信前にテストを行って下さい。
7. テスト送信
この例はOutlookExpress for Macintoshを利用しています。
内容に問題なければ、『送信』ボタンを押します。テストモードで処理が始まります。OEの場合は、他のプログラムがOEを使ってメール送信を行おうとした場合は、 セキュリティーのため自動で送信することは出来ません。ユーザーがOEで「送信」作業を行う必要があります。(MSのプログラムはそういう仕様になっている場合が多いようです。Entourageも同様です。)
このメールは、OEの標準設定の送信者情報を使って送信されるので、あらかじめメールマガジン用の設定に変更しておくことを忘れないでください。
MM Driverはテストフラグを自動的に削除します。次に『送信』ボタンを押すと本番モードで発行されることになります。
8. メール送信
OEの送信トレーに数通のテストメールが入っています。テストメールのタイトルは本番と間違えないように【テストモード】と書かれています。(語句は設定画面で変更可能)
OEの『送信』または『送受信』を行い、メールマガジンを発行してください。
9. テスト受信
送信が終わったら、テストアドレスに届いているメールマガジンが期待した通りかどうかを確認してください。
期待通りであれば次は本番送信ですが、期待と異なっている場合はメッセージの修正を行ってください。もう一度テストを行いたい場合は、『手作業でテストモードフラグをチェックした後で送信してください。』テストフラグが無い場合は本番送信となります。
10. 本番送信
送信ボタンを押すと、OEの送信トレーへのコピーが始まります。発行通数にもよりますが、数分から数10分掛かる場合が あり、その間マウスカーソルの形が変わります。送信トレーへのコピーが終了すると、終了フラグと発行モードががセットされます。終了フラグがセットされると間違って『送信』ボタンを押しても同じメッセージが二回発行されれてしまうことはありません。
図中右下の赤枠の中は、OEの送信トレーに正常コピーされた宛先が入っています。右下の青枠はMM Driverのバージョンにより1回あたりの発行通数の上限を越えてしまい送信トレーにコピーされなかったアドレスです。
送れなかった宛先に送信するには、終了フラグをクリアーし、もう一度送信ボタンを押すとOEの送信トレーにコピーされます。配信終了アドレスのフィールドがクリアーされ、発行回数も+1されます。
11. メールマガジンメッセージの本番送出
OEの送信トレーを見てみましょう。テスト送信とは異なりたくさんのメッセージが送信待ち状態になっています。
OEの送信作業を行ってください。
12. 本番送信終了
以上でメールマガジン発行作業は終了です。