MMDriver起動前作業

事前準備

MM Driver を起動する前に次の作業を行っておく必要があります。

  1. メールマガジンのタイトルと本文を作成する。
  2. メール配信する宛名情報準備する。
    宛先ごとに文章をカスタマイズするならば、カスタマイズ用データも準備する必要があります。
  3. メールマガジン配信用に電子メールソフトを設定する。

1. メールマガジンタイトルと本文を作成

MM Driverで配信する文章を作成して下さい。
MM Driverのテキストフィールド内でも作成は出来ますが、表示エリアが狭いため、事前に別アプリケーションで作成することをお勧めします。MM Driver は送信内容を自動整形することはありません。

利用する電子メールプログラムによっては設定した文字数で自動改行を行ったりするものがありますので、テスト送信時にメールマガジンのレイアウトが崩れていないか確認を行って下さい。

送信可能な最大文章サイズは64kBです。

2. メール配信する宛名情報を作成

メールマガジンを送るメールアドレスを事前に準備して下さい。
同一文章を送るモード1で配信する場合は、改行で区切ったメールアドレスを一つのテキストファイルにしておくと便利です。モード1で配信する場合、送信可能なメールリストの最大サイズは64kBです。
カスタマイズした文章を送るモード2で配信する場合は、csv 形式のデータを表計算プログラムで文章を作成しておくことをお勧めします。詳しくは、モード2での配信方法を参考にして下さい。
モード2で配信する場合、送信可能なメールリストの最大サイズの制限はありませんが、送信済みとして管理できる宛先情報の合計サイズは64kBです。

3. メールマガジン配信用に電子メールソフトを設定

メールマガジン用メールアカウントを確保して設定する

手元パソコンのメールソフトと設定をそのまま使う事は出来ますが、受信者の認知を考慮するならば、メールマガジン配信専用のメールアドレスを準備されることをお勧めします。

例として、 suzuki@lifewithunix.jp とい個人用アドレスからではなく、mail_magazine@lifewithunix.jp というメールマガジンらしいアドレスから送信する方が、受信者に読んでもらいやすくなります。このため、通常業務とは別のメールアカウントを取得しておくことが望ましいと言えます。また、メールマガジン配信専用パソコンを準備するか、メールマガジン配信用アカウント(一旦ログアウトして別アカウントでログインし直す)を準備し、日常業務とは別の環境で作業する方が安全に操作できます。
事前にメールアカウントを設定し、一般のメールを送受信できることを確認しておいて下さい。

メールマガジン送信作業中は別の作業をすることに向いていませんので、一度だけでなく何度もメールマガジンを発行するなら、メールマガジン専用パソコンを 準備することをお勧めします。MM Driver を使うには高機能である必要は全くありません。メールサーバーに負荷を掛けないためには、どちらかというとサクサク動かない方が安全です。

メールソフト

MM Driver は OS に設定されているデフォルトメールプログラムを使用します。

Mac の場合、Apple Mailer の環境設定の中にデフォルトメールソフトの設定がありますので、Apple Mailer 以外のメールソフトを使う場合は、ここで設定を行う必要があります。

ただし、Mac OSの場合、MM Driver と相性が悪いメールソフトがたくさんありますので、デフォルトのAppleメールを使用することをお勧めします。

Windowsの場合、コントロールパネルのインターネットオプションで指定するメールソフトが、デフォルトメールとして使われます。

ただし、Outlook がインストールされている場合は、このオプションにかかわらずOutlookがデフォルトメーラーとして動作する場合がありますので、事前にテストを行って下さい。

以上の準備を行った後に、MM Driver を使用することが出来ます。