2026年、雑草との戦い、その2

カルスNC-Rは、私の雑草との戦いに無くてはならないものになってしまいました。

雑草のリサイクル

刈り取った雑草や、収穫後の野菜残渣は畑に埋めて翌年以降の肥料にしています。農協が指導している文書によると、収穫を終えた植物の茎や葉は、畑から持ち出して焼却処理する必要があるとのこと。これは、確かにその通り。

病気に感染しているかもしれない植物細胞を、そのまま土に埋めると、病気の元はそのまま土の中に留まることになりますからね。しかし、収穫を終えた野菜の茎や葉を分解できればそれは肥料になりますから、何かひと工夫すれば肥料の元を灰にしてしまう必要はないと私は考えます。
病気の元は大きく分けて二つ。病原菌(細菌)と植物に感染するウィルス。細菌は植物細胞の外から植物にとって有害な物質を出したり、植物細胞から栄養を搾取したりする別生物。農薬や溶液で駆除したり弱らせたりすることが出来ます。ウィルスは植物細胞の中に生息して細胞自体を破壊するため、ワクチンか植物自体の免疫力で退治するしか駆除方法はありません。生育中は病気になった作物を畑から取り除くしかありません。しかし、ウィルスは生きた細胞中でしか生存、増殖できず、撤収してしばらく隔離放置して完全に枯らしてしまえばウィルスも同時に死滅するはず。インフルエンザやコロナが死体に感染しないのと同じ。

撤収した植物残渣の処理は、

  1. 細菌を殺すため、大量の米ぬかを混ぜて好気発酵させて温度を上げる。(1,2週間ごとの切り返しが必要なので、結構な肉体労働。冬場はあまり温度が上がらないかも。)
  2. (熱湯を作る乾燥雑木燃料があれば)大量の熱湯にさらして、細菌とウィルスを短時間で殺す。
  3. カルスNC-R、大量の米糠、籾殻、硫安と混ぜ、ミルフィーユ状にして土に埋める。温度は上がらないが、土の中は大量の良性細菌、微生物のコロニーが出来るため、残渣に含まれているかもしれない病原菌が勢力を広げるには周囲の細菌、微生物と戦わなくてはならなくなり、土中で勢力を伸ばせなくなる。→ 病気の元が駆逐される可能性が大。

手元にどのような資材と人的リソースがあるかで選択肢は変わりますが、私は上記3を採用する予定。

野生動物対策

我が家の畑の一つに、青シソが生い茂っていますが、そこにシカは入ってきません。
検索してみると、イノシシとシカは、紫蘇を好まないそうです。

じゃあ、イノシシやシカを近づけたくない土地の入り口に数m幅で紫蘇を栽培しておけばいいんじゃない?まだ、生えたままになっている青シソから、今年、大量に種を収穫して、雑草が生える土地に蒔いておこうかと思っています。刈り取らないといけない雑草よりも、役に立つ草で覆いつくす方がいですからね。

防草シートの代わりに

今年、栽培して驚いたのが、サツマイモとカボチャ。
植え付け直後は、それほどではないものの、ツルと葉の遮光効果がすごい!

まずは、5月末に植え付けしたサツマイモの苗2本。土壌は2025年にカルス処理した場所。苗の下には大量の雑草を元にした堆肥が埋まっています。苗の周囲には、木質チップや刈り取った雑草を撒き、雑草が生えるのを防ぐようにしました。

5月下旬にサツマイモの苗2本を植えた

この2本の苗が9月末にどうなったかというと、以下。

2本のサツマイモの苗がここまで成長。

中央の緑の部分が全部サツマイモのツルと葉。奥に見えているのは、ゴーヤ。

別の畑の写真ですが、2本のかぼちゃの苗が、ここまで成長しました。

2本のかぼちゃの苗がここまで成長。

サツマイモ同様、ツルと葉が成長し、雑草は生えるものの遮光効果であまり成長出来ていない事がわかります。2本の苗を植えましたけど、画像に移っている刃の部分は殆どが右側のかぼちゃのもの。おそらく直径5mくらいの範囲を覆いつくしていると思われます。防草シート代わりになっている!

来年は、カボチャの種とサツマイモの苗を越冬させて、未耕作地や耕作放棄地に植え付けてみようかと思っているところです。

防草シートを張ればより簡単ではないか?とも考えましたが、石油由来の製品であり防草効果が長い防草シートは高い。イネ科の雑草(例えばチガヤ)は防草シートを突き抜けるし、5年くらいで張り替える必要がある。夏場に周囲が暑くなる。防草シート代わりになる大量の竹チップを作って撒いておけば後は土に還るだけなので環境汚染を心配する必要はなし。来年は、ツル植物と木質チップの組み合わせで防草を行う予定です。
余談ですが、ゴーヤやキュウリのようなつる性植物を栽培する時は、ネットを使うと栽培が簡単なのですが、ネットは自然分解するものじゃないので、撤収時にツルと一緒に焼却するのでなければ、あと処理が大変。というわけで、私は竹を使って柵を組みました。来年もそうするつもり。

防草シート代わりに栽培予定のサツマイモとカボチャは食用にする予定はないので、実の味を心配する必要はないのですが、おいしいに越したことはない。
収穫できる量にもよりますが、家畜やペットのえさや、バイオ資材に利用できないかな~と皮算用。

苗や種を植える土地の直径1mくらいだけ、カルス処理しておくかな~とも思います。

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