2026年も雑草との戦いは続いています。
はっきり言って、雑草と正面から戦っても負けは見えています。奴らは無限の太陽エネルギーを直接使えるし、土があるところどこでも生えてきますからね。それでも戦わないと地域を維持できないのが田舎暮らしのつらいところ。
これまでの 雑草との戦いでは、
- 雑草を刈り払い機で刈り取って放置すると、長期的に見ると雑草に栄養を与えるだけなので、刈り取った雑草は何らかの形で処分しなくてはならない ことを理解しました。
- 単純に乾燥させて焼却する方法は労力最低で済みますが、多大な時間と体力を消費し、得られるものはちょっとの草木灰だけ。
- 駆除した雑草を集めて 畑でたい肥化すると、消費した時間と体力は、翌年以降使う肥料となってくれる。高価な園芸資材:カルスNC-Rを使うと たい肥化の期間を大幅に短縮できるとともに、その他の効果も得られる。労力を消費するが、見返りもある。
ということを学んだつもりです。
刈り取った雑草や、しばらく山積みにしておいた雑草がそのまま売り物になるのだったら、園芸仲間が出来ることを期待できるのですけど、雑草そのものの一次収穫物、粉砕したり発酵させたりの二次収穫物では、収益化できないことは明らか。体力と消費する時間を只とカウントするなら、草刈りの燃料代と園芸資材と無料で手に入る雑草という資材で価値ある堆肥を得ることが出来ることになりますが、ホームセンターで売られている肥料は20Lで300円とか、15kgで100~200円程度。どれだけ雑草を刈り取って集めたら、生産物がお金を生むのか?コストのかかる他人なんて、とても巻き込めない。
三次収穫物、つまり野菜や花の生産で他と差別化できる収穫物を得ることが出来るなら、収益化を望めるのかも。さらにその先、植物からバイオ資材を生産する四次収穫物までたどり着けるなら、事業化をターゲットに出来るかもしれませんが、そもそもの目的は、地域の人と野生動物の棲み分け なのに、地域の維持を目標とすると、到底片手間では達成できないロードマップが待っています。
2026年はとりあえず、たい肥にするために刈り取る雑草の量を増やしました。

それを三層くらいミルフィーユ状に積み重ね、最後にカルスNC-Rを混合した米ぬかを振りかけ、更に水浸しにする。
最後に土で蓋をし、3週間程度すれば、種や苗を植え付け可能な状態になります。(9月なら2週間くらい。)
上記は、1.5m x 3m くらいの範囲ですが、一人で4時間くらいの体力がいる作業。
一人では拷問のような作業ですが、今年、上記の方法でたい肥化した土の上に、トウモロコシを植え付けたところ、我が家の家庭農園で取れたとは思えないほど甘い実が採れました。本当にたい肥が良かったのか、その他の要因なのかは確定していませんが、これだけおいし実が採れるなら拷問のような肉体労働にも耐えられると思ってやったのが上記の穴。次のこの上に植え付けする作物の収穫が楽しみです。
カルスNC-R ってすごい。
カルス処理した土地の上へ5月下旬に植えたゴーヤの苗。たった1本だけ植えました。
それが5か月後の9月末には、ツル用に縦横2m x 2mくらいの柵を作っていたいたのに、それを覆いつくすようにゴーヤが成長しました。いまだに収穫しているのですが、ゴーヤっていつまで収穫できるもの?
ゴーヤの場合、味がおいしい、まずいと評価するような作物じゃないのですが、いまだに新しい実が付いている。成長速度は明らかに減速していますけど、いつ、撤収作業を行うかが難しい。少なくとも来年用の種を取る必要がありますから、何個か実が黄色くなるまで栽培を続けないといけません。まあ、来年また苗を一本だけ購入して、柵の面積を広げて栽培するという手もありますけど。
竹:
実は敵は雑草だけじゃありません。
近くに暴走竹林があり、昨年末から駆除を行ってきました。

粉砕して竹チップにしたものは、土に埋めてもそのままでは分解が遅いことから、草刈りをした後の未耕作地に厚く撒く(分解を助けるものとは混ぜない)と防草シート代わりになります。
雑草代わりに米ぬか、硫安、カルスNC-Rと混ぜて畑に埋めるとたい肥になる事を期待できます。問題は分解速度と量のバランスですが、チップ化すれば用途は多い。課題は粉砕コスト。
上の写真の竹チップ;20L肥料袋に詰め込んでいます;を雑草を埋める穴に蒔き、硫安、米ぬか、カルスNC-Rと一緒に埋めます。うまくゆけば、雑草は1か月程度で姿を消すかボロボロになり、竹チップは1年くらいかけてゆっくりと分解され続けるはず。つまり、肥料効果が長続きする土になってくれるはずなのですが、結果は来年にならないとわからない。
以下は、雑草を刈り取った後、一面に竹チップを厚さ5cmくらいで敷き詰めた休耕地。
こうしておくと、雑草が生えにくく、生えたとしても、指で簡単に抜けます。いい事ばかりと思っていたら、アナグマが地下の蟲を求めて来るようになった。
問題点:
雑草も竹チップも、山積みしたり防草シート代わりに使えますが、単体で積み上げていると分解が遅く、たい肥となって姿を消すまでに、地中のミミズが寄ってきたり、甲虫が卵を産み付け、塚の中で甲虫の幼虫が増殖することが高確率で起きます。これを餌として狙ったアナグマが寄ってきて、土地を引っ掻き回すという問題が起きます。アナグマは外来生物ではないので駆除することが出来ず、ネットを張って追い払うことしかできないのが、これまた難点。

