久しぶりのパソコンネタ。
知人から、Windows11のノートパソコンが、OS起動、ログイン後、すぐにシャットダウンしてしまって使えない と持ち込まれました。直せないなら、初期化してOS再インストールで構わないからと。
預かって、症状を確認してみると、起動ごとに細かい症状がとこなる。
- 起動&ログイン後、デスクトップが出て、操作しようとするといきなり電源オフ
- 起動&ログイン後、マウスポインターを動かそうとすると、動きがカクカク。なにかOSのメッセージが出て、読み取ろうとする前に再起動が始まるが、それも失敗して、青い画面からDynabookのロゴで始まる起動シーケンスになる。→ そして、再起動を繰り返す。
- 何度も再起動するので、トラブルシュートモードで起動して、OSクリーンアップで返却しようとしたけど、初期化も失敗。
パソコンは、Dynabook P3-C7PS というモデル。中古で買って使っていたそうな。スペックを見ると、8GBメインメモリと、256GB M.2 SSD、1TB HDD という標準スペック通りの仕様。OSはWindows10から11へ更新されているものの、ユーザーによるカスタマイズや増設は行われていないもよう。
OSが起動はするものの、そのあとランダムな症状で落ちるというのは、一般的にハードウェアがらみ。
過去、正常動作している風のPCが突然電源が切れるという症状に遭遇したことがあり、その時はCPUヒートシンクのグリース硬化でした。今回のPCもWindows10モデルで出荷されていたようなので、これかな~と、見込みがある訳じゃないけど、CPUグリース塗布をやり直しました。
残念ながら症状は改善せず。Windows起動後、なぜかキーボードが反応しなくなるという症状悪化後、結局再起動してしまうという現象が増えただけ。まあ、故障じゃなければ、一番面倒なヒートシンクのグリース交換は済ませたので、あとはメモリとストレージインタフェースの電極接点を確認し直すだけ。
HDDのSATAインタフェースとM.2スロットを差し直しました。そして、SO-DIMMソケットのメモリも同様に指し直し。あれれ。この時、メモリスロットにSO-DIMMがきっちり固定されておらず、ソケット x2 のうち、下段ソケットのメモリ固定用クリップがきっちりメモリを固定できていないようだとわかりました。内側のクリップがなぜか固定位置まできっちりはまっていない!大した緩みではないもののメモリソケット自体が(クリップバネが利いていない)変形している風です。
メモリを抜いた状態で、クリップのバネに隙間ができるので、DIMMソケットの不良と判断してもいいでしょう。ばねになっているので、これをパソコンに実装した状態で変形を元に燃すのは難しい。
購入時からメモリ増設は行われていないので、おそらく工場出荷時に不良品ソケットだったんじゃないかという気がします。運よく最近まで動いていたのか、パソコンがおかしいと思いながらも使っていたのか、そこはよくわかりません。
修正出来る範囲で、クリップを修正し、メモリを抜き差し電極接点の接触不良を改善して、元通りに組み立てで電源を投入したところ、現象が消えました。
SSDソケット側の接触不良という可能性がないではないけど、恐らくメモリスロット側の接触不良だったと推測します。
Core i7マシンなので、この症状程度で廃棄するのはもったいない。根本的には、クリップ不良側のメモリスロットを諦め、8GBか16GBのDIMMを購入して、最初から入っている4GBメモリモジュールと交換するのがよいでしょう。
しか~し、今、メモリが高いのよね。Amazonで検索してみると PC4-3200 16GB SO-DIMMが2万円オーバーでした。勘弁してくれ~。
Price: ¥20,340
2 used & new available from ¥18,000
さすがに、この値段は高すぎでしょう。
このあと、BIOSから東芝リカバリーユーティリティーを起動して、PCを初期化しました。
そうしたら、、、、、Windows11が10に戻りました。まあ、いいか。
知人には、メモリスロットの変形なので、持ち運びをしながら使う用途はおすすめできない。デスクトップPCとして使うようにと伝えて、PCトラブルシュートは終了。

