中国製防犯カメラには、裏口が準備されていそうだとわかりましたが、じゃあ、日常的にカメラ映像がメーカーからアクセスされているのかどうか?
私は自宅から離れた畑の様子をチェックするために、SIM内蔵タイプのANRAN製 ソーラー屋外防犯カメラを使っています。先日、畑の野焼きをした時に、メーカーがカメラ映像をアクセスしているとしか思えない現象に遭遇しましたのでメモを残しました。
裏口があって、メーカーサポートがカメラ映像へアクセスできることは確実だと思いますが、じゃあ、日常的に映像がメーカーに対して漏れているのか?どうやったら確認できるか?
上り下りパケットを計測できれば、推測できそうです。
ということで、カメラに内蔵させているSIMを povo2.0 SIM から、日ごとパケット量を上り、下りそれぞれ計測できる ibattle の Docomo SIMに交換してみました。
約2週間モニターしてみたのが以下。
カメラは畑に設置されているので、通常は殆ど検知録画は無し。一日に1分~数分程度、私が映像確認しているくらい。
Upload側がカメラからスマートフォンへのデータ転送。つまり、ユーザーが映像を見ているパケット。Download側が、コマンドパケットと思われます。設定変更とか、PTZとか。
1分以上ウォッチすると、だいたい、upload:download比が 30:1 くらいになることがわかりました。1分程度動画を見ると、約30MB。夜はモノクロモードですのでパケット量は少なくなります。何度か自分のカメラ操作を行うと、その直後のパケット消費量チェックで、だいたい感じがわかります。
SIM入れ替えや新しいSIMの動画確認した日は、up/down がほぼ同じ容量になりました。詳しい理由はわかりませんが、ファームウェアアップデートなんかも行ったので、ダウンロード方向も大きくなったのかも。
バランスが崩れる(映像を保存したとか、たくさん首を振ったとか)と、平常時じゃない出来事や操作を行ったことになります。操作直後に当日パケット消費量をチェックすれば、感覚は掴める。
ここからわかることは、平常時、メーカーによる盗撮は行われていないということ。動画を見るとパケット量に現れるので、ユーザーは何かおかしいと気付けます。そうはなっていないので、定常的に映像が抜かれるようなことはなさそうです。
そういう意味では、一般人が「屋外に」中国製防犯カメラを設置しても、盗聴を気にする必要はなさそう ということです。商店街とか、アーケード内防犯用に設置するケースでは、刺激的な映像が含まれることもあるでしょうから、試してみないとわからないですが、設置場所によっては静止画を抜かれるようなこともあるかも。
田舎の屋外防犯用としてはあまり心配しなくてもよさそうです。
Povo2.0 SIMは私の住む地域ですごくパフォーマンスがいいサービスなのですが、ユーザーへの詳細トラフィック情報開示が貧弱で、今は上に書いた Docomo系のプリペイドSIMを使用しています。こういう、日々の上下パケット量を詳しく開示してくれるSIMは希少で、このSIM、コストパフォーマンスは少し低いのですけど、自分の利用状況を把握できるのが便利で手放せません。
