放置家屋周囲の空き地に生えている雑草の中に、イタドリが混じっていることがわかりました。
樹木のエノキと並んで、刈っても刈っても復活する草なのか木なのかよくわからない植物だな~と、画像検索を使って検索してみたところ、イタドリ。
更に検索してみると、駆除が難しい植物である事がわかりました。
宅地の地面に普通に生えている草。毎年刈り取っていたけど、全然消えて無くならない。逆に数が増えている気がする。上写真は15cmくらいのもの。
抜いてみたのが、次の写真。
茎や根が折れたり、切れたりするため、地面から取り除くのが難しい。
自宅近くの宅地の畑に生えていたイタドリ。上の方で茎が切れてしまいましたけど、下を持って抜いたら、畑だったため土が柔らかくすっぽり抜けました。
竹のところが地面ですが、根の長さ25cm。根が長い!
値を横に伸ばしてくれる草なら、力は要るけど浅いので何とかなる。イタドリは高さの半分くらいの垂直の根っこ。固い地面に生えた場合、スコップを使わないと取り除けないかもしれない。
成長した場合根っこが2mにもなるとのこと。2mも根を伸ばされると、重機を入れて掘り返さないと取り除くのには無理がある。この場合は薬剤を使って除去するしかないでしょうね。
予定外の場所に生えてくると困りますが、イタドリ自体は食用にもなり、過去、薬剤としても使われたそうで、エノキ同様、存在自体が害をなす植物ではありません。身近に現れると困りものになってしまうだけ。
自分の土地に生えてきた場合は、早目に抜き取るしかなく、放置されている他人の土地だったら、時々草刈りする程度しかなさそう。本格駆除したいならグリホサート系の薬剤を使って、土地所有者が駆除するしかありませんね。