小さな話ですが、自宅の天井照明のスイッチが寿命を迎えたようです。
こんなオン/オフするだけのスイッチがどうして壊れるのか?とも思いますが、1か月くらい前から、照明オンすると一瞬点灯するもののすぐに消えてしまう現象が起きるようになり、接触不良かな?と思っていたものの、強く押すと問題なく点灯するので、放置していました。ところが、数日前から強く押してオン状態にしても、照明が消えてしまうようになり、メンテナンスせざるを得ない状況になってしまいました。
開けて、清掃すればいいだろうと軽く考えスイッチを分解してみたのですが、そういう甘い状態じゃありませんでした。
スイッチ単体は下図なのですけど、メーカーがナショナル時代で、私の記憶だと50年は同じ場所でパチパチスイッチングしていたはず。そのたびにスイッチ内で火花が散っていたはず。
下図がスイッチの受け側。接点がボロボロになっている感じ。
上側もボロボロ。
一応ヤスリで磨いてみましたけど、復活せず。仮に何らかの対策しても、長持ちはしないでしょう。
やむなく、ホームセンターに出かけて、同様のスイッチを買ってきました。398円也。
これの良かったところは、取り付け穴の位置が、寿命を迎えたパーツと全部同じなので新たに穴を開けなくても置き換え可能なこと。
電源ケーブルを引き込むところだけニッパーでバラしました。
ブレーカーを落とすと明かりが無くなり作業できなくなる場所のため、通電させたまま作業するしかなく、感電するのが怖かったことを除くと、スムーズに置き換えできました。あと50年くらいはこのままで使えそう。
仮に1日平均30回くらいOn/Offしていたとして、ざっと計算してみると、1年間で約1万回。50年で約50万回電極に火花が飛んだことになります。今は照明に使う電力は20Wくらいですけど、45年間以上60~100W流れていましたからねぇ。これくらい使えば、まあ、溶けますわ。