電動アシスト自転車:早速パンク、気付けば 50km/日 走行

電動アシスト自転車を購入して1週間が経過しました。

今までバイクで出かけていたクロネコヤマトの営業所まで約13kmの走行、電動アシスト自転車で出かけてみました。なぜかというと、電動アシスト自転車に乗ったあとって、すこぶる体調がいいんですよ。足は疲れますが、肩が軽くなる。ガソリン代も浮く。ただし目的地まで時間が掛かるし、自転車に積める荷物サイズには大きさの限界があるので、無理して自転車を選択することはありません。路面の振動も拾いやすいですからね。

ブリヂストンフロンティアデラックス電動アシスト自転車に乗り始めて気になっていたのが、クランクケースか後輪ドライブかわかりませんけど、ペダリング速度に応じて「カコーン、カコーン」と音がしてペダルに振動が伝わってくる現象。数十年前の話ですが、ミニサイクル自転車で通学していた頃、ホイールの軸にあるボールベアリングに瑕が入ったり変形した場合に発生したのと同じ初期症状。購入直後にペダルを回すごとにカコーン、カコーンと音がしてペダルに振動が伝わってくるのは不良品?

ヤマト運輸で荷物を発送した後、早めに異音発生現象を診てもらおうと、更に12kmくらい走って自転車を購入したお店に行くことにしました。片道トータル25km。当然帰り道も25kmある訳ですが、原因がベアリングなら、恐らく自転車を預けることになるでしょう。電車で帰ってくればいいか。自転車は修理後届けてもらうか、別の日に電車で取りに行けばいいやって算段。

いつもなら空いている山道を通ってゆくのですが、バイクじゃなく自転車ですから山道の入り口まで戻るのは面倒くさい。そのまま川沿いの国道2号線の反対側、土手を走って三原市内に入ることにしました。スマートフォンで地図ソフトを表示して、知っている場所までナビゲーションさせました。終わりの5kmくらいは完全に市街地走行。雑草は生えていないけれども歩道→横断歩道→また歩道 が頻繁に繰り返され乗り心地の悪い路面が続く。あと、2km くらいになるとますます振動が出てきてリアボックスが常にガタガタいい始めまたので、舗装状態が良い歩道を走ることに。不思議なことに路面状態はいいのに、ボックスの揺れが収まらない。

おかしい。と自転車を止めてタイヤを見てみると、見事にパンクしていました。購入後わずか1週間でパンクだって。ボックスが揺れなければ全く気が付かなかった。自転車のパンクって、空気が無くなると直接リムと路面が接触しそうになるので振動がもろにハンドルやサドルに伝わってくるクッションゼロ状態になる印象。パンクすれば気付くだろうというのが自転車のパンクの印象。最近のタイヤってうまくできているのね。目的のお店まであと1kmというところで自転車を押す羽目に。

それでもなんとかバイク屋にたどり着いたら、一体何しに来たの?という目で見られました(と感じた)。そりゃそうですよね。まだ一週間だもの。

ペダルから異音と振動が出ることを説明しましたが、タイヤがパンクしたため状況確認できない。それでも状況を説明すると、ギアチェンジ用のワイヤーが(2021年モデルを2025年に購入したので)展示中に延びていて、ハンドルにあるギア番号と、後輪にあるギアの位置(後輪軸からギア位置を示すニードルが出ている)が少しずれているんじゃないかと診断されました。実際にずれていたんですが、パンクを直すまで動作確認できない。

自転車の後輪パンクはホイールを車体から外さないで修理するから時間が掛かる。30分くらい掛かってか修理が完了し、カコーン異音対策もされてしまいました。こっちは自転車を預けて電車で帰るつもりでいたのに、25kmの復路を走らなきゃいけなくなりましたよ。が~ん。
パンク修理代、1430円也。

修理を待っている間に、展示されていた、より安全そうな自転車ヘルメットを購入。お店に展示してあったものを実際に着用させてもらって、最もフィットして、ちゃんとしたあご紐が付いたものを選択しました。通販の方が値段は安いけど、定番商品じゃないものは、実際にフィーリングがあった現物を買うのが一番安全という考え方。

Amazonでハットタイプのものを買って使っていますが、風が強い日は使いにくいので、キャップタイプも欲しかった。季節と天候によって使い分けたいというのが、背景。

帰り道はこのヘルメットを着用してアップダウンのある山道を走って帰りました。三原市の歩道は小石や砂利がたくさん転がっているし、段差も多いのでパンクが怖かったし、山道の下りで回生ブレーキがどの程度効くのかテストしたかったので、車が少ない山道コースを走りました。

カコーン音と振動ですが、確かに後輪軸のギアが原因だったようで音は小さくなりましたが、完全には解決されておらず、少しまだ残っています。調整の効果で大して気にはならない異音レベルになったので、これはまた別の日に見てもらうことにしました。日暮れが迫ってきていたのでね。

いつもはスーパーカブ HA02の2速で登っている山道、電動アシスト自転車ではローギア&アシスト最大で登りました。力は必要でスピードは出せませんが安全にまっすぐ運転ができる。電動アシストのすばらしいパワーを体感できました。そしてお楽しみの下り回生ブレーキ。ローギアで登らなければならない坂を過ぎたくだりなので、結構な速度が出ます。ブレーキを掛けなければ40kmくらい出るんじゃないかな。最初は回生していましたが、スピードが出て来ると回生しなくなりました。保護回路が付いているのか、発電し過ぎの場合はスルーされる模様。後ブレーキを掛けて回生スイッチを入れてみてもダメ。両方のブレーキを使って速度を落とさないと発電に回せないようです。ふむふむ。山を4つほど越え、途中から川沿いの道を走って家までたどり着きました。荷物を出しに行くだけのつもりが想定外の 50km 走行。

疲れました。

電動アシストトライク体験

パンクを修理してもらった後、展示されていた電動アシストトライクを試乗させてもらいましたので、印象をメモ。

電動アシスト三輪にも興味があります。というのは、積載可能量が大きいから。また転倒しにくいはず。
家族が近所のホームセンターに買い物に行くとき、利用したいと思っています。私も利用したい。例えば、据え置き型扇風機のような二輪車に積めるかどうか?というようなものでも、三輪車なら後輪の間に置けそう。園芸用苗を箱で買って、後部バスケットに丸々載せられそう。などなど、三輪車の方が向いている用途があります。

しかし「電動アシスト三輪車 乗り心地」と検索してみると、三輪車はスイング機構があり、これをオフにすると乗り心地が全く違ってくる。高齢者がこれに対応できないと転倒事故につながるというもの。

https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20190314_2.pdf

実際にスイング機構オフのものとオンのものを乗り比べると、高齢者には対応が難しいんじゃないかと、三輪車に懐疑的になってしまいました。

恐らく、三輪車で車道を走るなら、スイング機構オンの方が載りやすい。しかし、歩道を走るとなると、歩道は傾斜しているところが多く、傾斜方向と反対方向に向かうためハンドルを切ると、オンでもオフでもバランスを崩してしまう。右傾斜、左傾斜と傾斜方向が定まらない歩道を直進しようとするときはスイング機構オフの方が載りやすいかもしれない。しかし、スイング機構オフの状態でカーブに入ると車体を傾けられないので外側に吹き飛ばされそうになる。

自分だけが運転するなら、オン・オフどちらかに決めることが出来、対応できますが、複数人が交代で利用したい場合は、希望を聞いて調整しないと、特に高齢者の場合、三輪車だから転倒しないだろうと安易に考えるのは危険と理解できます。平地や車道だけ走るならスイング機構オンの方がいい。歩道を走るのは要注意。

電動アシストトライクへの興味が大変低下してしまいました。

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