電動アシスト自転車フロンティアDXの乗り心地

前回のメモで、電動アシスト自転車を購入して、運搬能力を上げるためのリアボックスと安全性のためのバックミラーを取り付けたというメモを書きました。
乗り心地に関して触れていなかったので、今回は主に乗り心地に関して記述したいと思います。

電動アシスト自転車にバックミラー装着

街乗り

約1km離れたお店での買い物利用には大変便利です。多少登り坂があっても、ちょっと強めに漕ぐだけで登ってゆけるし、ペースを落としてもいいならシフトダウンすればいい。初日はギアチェンジ操作とアシストモード変更のどちらを使えばいいのか悩みましたけど、今は、シフトチェンジ優先、アシストモード変更は長距離視点で使うのがよさそうだと理解しました。近所なら、スイッチオンして、2ndギアで発進。すぐにトップに入れて、坂道や向かい風に応じて、2速と3速を使い分ける。

川沿いを下る道

気をよくして約8km離れたところにある最も近いセブンイレブンまで川沿いに買い物に行くことにしたところ、前回書いたようにバックミラーが必須だと感じた次第。長距離を走るときは、できれば大きなギア比でゆっくりペダルを回したいけどシティータイプ電動アシスト自転車は脚力が余っているのにスピードを出せない!という結構イライラする上限にすぐに達してしまうことが判明。
川沿いの道を下ってゆくときを考えるとわかりますが、川沿いなので極端なアップダウンはありません。ゆる~く下っている道なので楽に漕げるわけですが、もっとスピードを出したいと思っても20km/hくらいで脚力が余ってしまいます。遅すぎる!とイライラするものの、トップで走っているわけなので、これ以上どうしようもない。遮二無二にペダルを漕いで速度を上げることは出来ますよ。しかし、そういう気分にはなれずモヤモヤしてしまうだけ。現実には同じ道を反対方向に走る帰り道がある訳ですから、その時も同じ感想になるかどうか。

そして、8km という道のりは自転車には結構遠い。しかし、散歩の一部と考えるといい距離です。バイクだとエンジン音と風切り音でヘッドフォンを使わないとスマートフォンで再生するPodcastの内容を聞き取れませんが、自転車だとiPhone4sのスピーカー最大近くで番組を耳で楽しみながら走れるのがとってもいい感じ。
(ロード自転車用)ヘルメットを着用しているものの進行方向によってはとってもまぶしい。バイクヘルメットと比べて頭を覆う面積が小さいので、もっと日差しを遮れるタイプを購入する必要があると判明。
キャップタイプよりも日差しを遮れそうな、以下のものを注文しまいました。

突っ込みどころはありますが、こういう自転車ヘルメットもあるのね。あご紐をしっかり締める必要があります。

川沿いをゆっくり登る帰り道

セブンイレブンで買ったものをリアボックスに入れ、帰り道は緩やかな上り坂を走ることになります。下り道はエコモードでしたが、8kmの上り坂はオートモードを使わないと、少しきつい。(←運転姿勢が原因)いつもスーパーカブ90カスタムで走っている道ですけど、自転車で走ると下ビデオのようになります。自動車に抜かれるのが怖くないならいい運動になります。だいたい15km/h くらいのようです。

このビデオは、ウェラブルカメラとして使えないかと購入した以下のモデルで録画したもの。(画質は720pへ落として録画しています。)

手ぶれ補正と書いてはあるけど、本当に補正されているかどうかは怪しい。最初はストラップで首につるしていましたが、自転車はサスペンションがなく映像ブレブレなので、胸ポケットにカード状プレートを入れて、そこにカメラ付属クリップで固定して撮影した様子。
ドライブレコーダーやボイスレコーダーとして使っています。胸ポケットに入れて使えるので便利です。

5km以上の長距離を走って感じたのは、標準状態ではハンドルにはシフトダイヤルとアシストパネルしか付いていないため、時計情報などにアクセスできないのが少し不便な点。スーパーカブ90カスタムに取り付けているタナックスの電波時計を取り付けようとしたものの、Amazonでは在庫切れ。

やむなく、デイトナ製のバイク用時計を購入してハンドルに固定。

電波時計ではなく、手で時刻合わせしないといけないものの、バイク用であるため防水で、ちゃんとハンドル固定用マウンターが付いています。電波時計でないのが残念。

Amazonの写真と届いた実物が大きく違う貧弱なスマホホルダーを取り付けました。

落下が怖くてまだ使っていませんが。

往復で約17kmの距離を走りましたけど、筋肉痛や張りはなし。と思って、段差を下ったところ、膝から崩れ落ちそうになりました。膝が体重を支えられない!あっぶな~い。知らない間に結構足にきていたようです。筋肉痛がなくて気づきませんでしたが筋肉が相当疲労した模様。

あとで地図ソフトを確認すると、平均移動速度は15km/h だったそうな。

長距離を走って感じたこと

スーパーカブ90カスタムよりも路面の荒れを感じること。サスペンションがなく、路面荒れの吸収はサドル下のバネと体で行うので、ちょっとした路面の段差を拾うのが嫌。ハンドルにスマートフォンやアクションカメラをマウントした場合、どの程度ブレるのだろう?テストが必要ね。
そして、せっかくの歩道が使いにくい事を感じます。とりあえず自転車も走れる歩道はあるものの、舗装の継ぎ目から雑草が生えていてたり路面があれていたりで走りにくい。一度歩道に入ってしまうと、なかなか車道側に出る場所がない。歩道の段差をガンと無理やり降りるか、次の出入り口まで走るか。車道両側に歩道がある訳ではなく、片側だけに歩道があるので進行方向左側にある場合は利用できるけど、右側にある時は利用しにくい。一度右側にある歩道を走ると、歩道が切れた後、また左側に戻って車道左を走るのか?そもそも、軽車両である自転車は車道を走るのが主で、歩道は許可されている場合、走ってもいいという法律ですからね。

自転車で走るとバイクで走っている時は考えもしないことが起きます。歩道は雑草に覆われやすいので、地域住民として自分が使う自宅周辺の歩道の草取りしなくちゃいけないな~とも感じます。

まだ電動アシスト自転車を購入して数日しか乗車していないため、乗り始めた感想程度ですが気軽に出かけるのにちょうどいいという好印象です。電動アシスト自転車は途中に登り坂があってもプレッシャーを感じることなく乗り越えることが出来ます。さすがに10km以上の通勤に使うならシティータイプじゃなく、ロードタイプにする方がよさそうと感じますが、ロードタイプとなると積載場所が限定される。シティータイプ電動アシスト自転車で脚力を使い切れるギア比があるといいんだけどな~と感じているところです。

次は、山越えルートを走って、回生ブレーキのありがたさを体験するべきかな?

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