Dynabook EX/66 に Windows10 を新規インストール

Dynabook EX/66 という Core i5 CPUではあるものの、10年以上前のPCに、2025年、Windows10 を新規インストールしようとして四苦八苦。

Windows7上の動作検証用にと確保していた Dynabook EX/66、そろそろ手放してもいい頃かと、HDDだけ抜いてSNSで処分しようとしましたが、HDDなしで譲渡されても、その直後困るだろうと Windows10 Home を入れることにしました。この、Dynabook EX/66、2025年にWindows7 をクリーンインストールするとインストールすると、直後から外部との通信ができなくなり、オフラインで必要なドライバーなどをインストールしないと、大変なことになるモデル。Windows10が動く状態にしておこうとして、またまた大変な目に遭うことになりました。

まずは、以前作っておいたWin10 20H2 インストールイメージが入ったUSBメモリから起動しようとしたものの、なぜかUSBメモリから起動できない。
調べるのが面倒だったので、DVD-Rに焼いたWindows10インストーラーからインストールすることにしました。ビルド番号をメモしていなかったので、一体いつ頃のビルド?と思いながら作業を開始。(後で確認したら、1607でした。)光学ドライブからインストーラを起動すると、ファイルのコピーが始まりました。

時間が掛かるので放置しておいたところ、気がついたら、DVD→HDDへのコピーが30%くらいで停止したまま。そういえば、Windows10 インストーラ、インストール中にネットワークから、更新ファイルをダウンロードしようとするんだった!Dynabook EX/66 は古いモデルなのでNICのドライバーがインストールメディアに含まれていなくて止まっているんじゃない?と、作業と中止し、BIOSから内蔵NICを停止しました。そしてLANケーブルを抜く。Wi-Fi の方を停止する設定は見つからなかった。APとつながなければインストールは完全オフラインで進むでしょう。必要な更新やドライバーは、あとでネットワークから入れればいい。

dynabook ex/66 bios 設定変更

 

二回目のインストールは、DVDからのファイルコピーは最後まで進み(やっぱり内蔵LANが問題だったか。)自動で再起動。コピー済みWindows10 ファイルのインストールが始まったようですが、再起動後の70%くらいで停止。これは困った。
たまたまなのか、インストールにふさわしいBIOS設定が必要なのか?BIOSの設定を替えるといっても、あまりない。SATA設定:AHCI は変更するわけにはゆかないし。やむなく、Virtualization Technology をオフにしてみました。インストールには必要ないだろうし、あとから有効にしても問題ない設定だから。

dynabook ex/66 bios 設定変更 VT-x停止

不思議なことに、これらLANとVT-x をオフにするとことで、インストールは成功。

このあとで、オフラインアカウントを作って、再起動。内蔵LANとVT-x を有効に戻してしばらく放置しておいたら、ビデオドライバーなど、インストール中に見つからなかったデバイスのドライバーを勝手にインストールしてくれて、OSインストールは終了。

Windows7の時は、OSが持っている証明書が古く、外部とSSL通信できなかったため大変な思いをしましたが、Windows10の場合は、Edgeブラウザーを最新にするように求められ、素直に更新すれば外部との通信は問題なく行えるようになりました。Windows Updateも自動で行われました。(待ち時間は長かったけどね。)

文章で書くとこれくらいですが、二日くらい掛かった。すべての Dynabook が(リカバリーディスクを作っていない場合)クリーンインストールで大変な思いをするわけじゃないでしょうが、Dynabook EX/66 っていろいろ大変。

最新の20H2までは、まだまだ長い道のりなので、このまましばらく放置することにします。

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