FreeBSD/arm32 13.4: Raspberry Pi2 v1.1 make universe に約1か月

トラブルが続き、一旦運用をあきらめていた Raspberry Pi 2 v1.1 ですが、いろいろ考えなおして 32bit FreeBSD/arm で運用を再開しました。
OSはマイクロSD上に置き、スペースが必要なファイルはUSB HDD上に置くという方法。

SDメモリのファイルシステム上に FreeBSD/arm 13.4 を入れたはいいが、32bit FreeBSD はバイナリーメンテナンスのサポートがないためソースメンテナンスが必要。脆弱性が見つかった場合、/usr/src 下でOS再構築を行ってインストールする必要があるのですが、OSビルドし直しには数日かかることは判明しています。
今まで行ったことが無い「make universe」を行ったらどうなるのか?何日くらい掛かるのだろう?
試しにやってみることにしました。それが、2024年12月30日。

raspberry pi 2 は 4コアCPUなので、そのうち3個をビルドに使うことにして、

cd /usr/src
make -j3 universe

とコマンドを発行。
途中でファイルシステムがいっぱいになり停止してしまいましたけど、

make -DNO_CLEAN -j3 universe

で継続。

終わったのは、本日 2025/01/29 のお昼頃。(このあと、make kernel が必要になりますのでまだまだ終わらない。)

今の時点で、git pull してソースコードを更新したら、相当更新されていそう。

追記

Raspberry Pi 2 よりも一日早く make universe を始めた、P3B-F PentiumIII 700MHz PC、2024/12/30 に始めて、2025/2/7 にビルドが終わりました。このあと、make install kernel が必要になるので、約40日。

というか、この40日間にソースが更新されて新しい脆弱性が見つかっているので、もう一度 git pull が必要。

ただ、4コア中3コアを使ってビルドした Raspberry Pi 2 と、シングルコアの P3 700MHz が、CPU数の違いほどの差がつかなかった。

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