郵便受けの中を見てみると、NTT西日本から葉書が届いていました。
なんだろうと開いてみると、私にとっては致命的な内容が書いてありました。
フレッツADSLが2026年1月31日をもってサービス終了とのこと。
しかも、代替サービスであるはずフレッツ光は提供されない!ユーザー居住地で使えるインターネットサービスを勝手に使えってことです。
NTT西日本のサイトにも同じことが書いてありました。
選択肢がたくさんある都会ならそれでもいいですが、フレッツ光が来ていない田舎にフレッツ以外のプロバイダー選択肢なんてあると思う?
フレッツがあるからプロバイダーの選択肢があるわけで、フレッツが使えないとなるとプロバイダーは、電力系のメガエッグか携帯キャリアが提供する無線回線、格安SIMくらい。ひょっとするとケーブルTV系のインターネットサービスがあるかもしれないけど、これは利用できるのかどうかよくわからない。
最も重要な点は、「災害に強いこと」と「固定IP」が使えること。固定IPがないと自宅サーバーは運用は無理。メガエッグには固定IP 1個を使えるサービスはあるものの、月額3万円オーバー。レンタルサーバー借りる方が安いわ!
ということは、現時点で直接固定IPを1個提供してもらえるサービス(回線とIPアドレス同時提供)は、LTE SIMしかなさそうです。欠点は高速パケット量が有限であること。私のサーバーの場合、一日当たり1GBくらい使いますから、多くのプロバイダーが設定している1か月で30GBという容量は微妙。月末には200kbps に制限されるかもしれない。モデムレンタルと合わせてフレッツADSLには月間6千円くらい支払っているので、それくらいの月額利用料金が掛かるのは容認せざるを得ませんが、大幅に値上がりするのは困る。
次の手段は、固定のグローバルIPアドレスをもらえるVPNサービス。現実にはこれしかなさそうと思うものの、VPNの欠点は、フレッツ回線とくらべて回線接続品質が劣ること。消費者向けの回線サービス上に別プロバイダーのVPNセッションを張るわけですから、インフラとなるプロバイダー回線とVPNサービスの両方が正常動作していないといけないわけで、どちらかがダウンした後勝手に復旧してくれるかどうかは不明。自動復旧しないんじゃないかな~。VPNは、一時的な仮想ネットワークを短時間維持する事がターゲットになるので、24時間365日接続しっぱなしという使い方に耐えられない。頻繁に回線接続状態をチェックしないとセッションが切れていることがあります。出来ることなら、VPNではやりたくないと思っています。
レンタルサーバーを借りるという手もあるんですが、モノが手を出せない遠くにあるというのは落ち着かない。バックアップを置く場所としてなら、レンタルサーバーでもいいですが、メインサーバーは手元に置きたい。
サービス停止まで、約1年間あるので、この間にいろいろ調査行ったりテストを行ってゆく必要がありそう。
ブレッツ光を使えるようにしてくれて、ADSLをやめるというのなら納得できるし、さっさと光回線に移行しますが、過去、二度フレッツ光を申し込んで握りつぶされています。それで、サービス廃止 & 代替サービス無し というわけだから腹も立つ。