約40年前のペンダント型丸型蛍光灯照明をリモコン対応LED化

ペンダント型丸型蛍光灯照明のランプだけLED管に交換したので、そのメモ。

我が家では、点灯時間が長い照明と、頻繁にOn/Off する箇所の照明からLED管に交換しています。
点灯時間が長い部屋は照明機器丸ごとLED照明に交換。そうでもないところは機器や管が寿命を迎えたタイミングでLED管に交換するという方向性と優先順位で行っています。
一日に10分程度しか点灯させない照明なら、電気代は 旧世代蛍光灯や電球でも、LED管でも大して違いはない。それよりも、管を寿命まで使い切って、それから互換性のあるLED管に替えればいいという考え方です。絶対に寿命を迎えるまで交換しないのではなく、管が安いタイミングを見つければ柔軟に交換していました。直管型LEDは比較的安いチャンスを見つけることが多いので調達しやすく、直管形蛍光灯を使っていた台所や洗面所の管は管の寿命前でも早めに交換しました。

そして、先日まだLED化していない一日の照明点灯時間が30分程度の部屋に使っている丸型蛍光灯照明の32W形管が、とうとう、勝手に点滅するようになってしまいました。グロー管タイプの蛍光灯照明なので、グロー管を抜けば簡単にLEDとリプレースできる。そして、たまたま、Amazon ブラックフライデーセール期間。

丸型蛍光灯の代替LED管は価格が高いという印象で、しり込みしていましたが、かなりお手頃価格になっていました。

購入したのは、「LED蛍光灯 丸型 30形+32形セット リモコン付き グロー器具用 口金可動式 PAI-3032-RMC」。

このLED管、なんとリモコン操作が出来るということで、リモコンが付いています。40年前の和風ペンダント型グロー管タイプの蛍光灯照明が、リモコン対応のLED照明に変身する。

グロー管を抜いて、蛍光管を取り外し、同じサイズのLED管とつなぎ直せば設置完了。ただし、蛍光管は裏表どちらでも光を出しますが、LED管は片側が電子部品基盤になっているので、片側からしか光が出ない。裏表を間違えないよう発光面が下になるよう確認して設置、電極接続。

紐スイッチを引っ張ってみると、即点灯。そして、あっかる~い。
点灯状態でリモコンを使うと、消灯。リモコンは、LED管一つに一つ付いていて、どちらのリモコンも同じ機能。2管をLED管に交換したら、リモコン オンで、両方同時に信号が送られ、稼働中の管が点灯。各館にリモコンが付いている理由は、別々の照明に入れる場合用でしょう。親切。

我が家の場合はグロー管タイプの蛍光照明が寿命を迎えたので、作業は簡単でしたが、インバーターやラピッド式の場合はグロー管が無いので、安定器を切断してバイパスする必要があります。そのためのオプションパーツも付いてきました。これも親切。

以前、美容室のラピッド式40W直管蛍光灯 4台をLED管に交換したことがあるのですが、その時は、照明本体を天井から一度取り外し、装置を開いて安定器を切断して取り外し、バイパス配線をはんだ付けしなければならなかったので、作業内容が大変でした。インバーター式丸型蛍光灯照明をLED照明に改造する場合も楽ではなさそうですが、工事用パーツが付属するというのはありがたい。

グロー管タイプの場合、グロープラグを抜き取るだけでLED化出来ますが、照明点灯中は安定器に電流が流れるので数Wの電力を消費します。本当は安定器を切断する方がいいのですが、LEDライトも壊れることがある(一般的にはLEDじゃない基板上のコンデンサやトランスが壊れる傾向にあります。)ので、その時一時的にグロー管と蛍光管を戻すことで復旧させることを想定するなら、安定器は残したままの方がいい。

以上、寿命を迎えた蛍光管を使っていた照明は簡単にLED化できました。

いい機会なので、別の部屋の蛍光灯照明もLED化することにしました。

同様のペンダント型蛍光照明です。ひもを引っ張ってから点灯までに時間が掛かり、冬場は点灯直後、しばらく暗いというグロー管タイプの蛍光灯。こちらも40年くらい前のもののはず。
LED管に交換することにしました。リモコンは必要ないので、選んだのは以下のもの。

前のものと同様、グロー管を取り外し、裏表を確認して間違えないように蛍光灯と交換しました。

蛍光灯からLEDに交換後の旧式ペンダント型照明グロー管を取り外したところが黒い穴。LED管は下方向だけ光が出て、上部は不透明プラスチックカバーになっています。

LED管と使用済み蛍光管を比較したのが以下。

LED管と使用済み蛍光管別の日に交換作業しましたが、作業時間はどちらも15分程度。

部屋がとっても明るく、即、点灯するようになり、良い買い物でした。

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