数年間、リモートで運用していた Athlon XP 1600+ インストール済み GA-7VTXE PCが、2024/05、私の手元に戻ってきていました。OSはFreeBSD12.3 特段稼働させる必要はないものの、Tier2 になってしまったOSを放置していおくと、他の 32bit FreeBSD 同様 pkg メンテナンスできなくなってしまうため、とりあえず 13.3 まで上げておこうとしたところ、ひどいことになったというメモ。
現時点でも、FreeBSD/x86 は freebsd-update コマンドによるOSメジャーバージョンアップは可能なため、FreeBSD 12.x → 13.3 へのバイナリー更新は可能です。
できるうちにやってしまおうと、freebsd-update コマンドでメンテナンスして、OSを再起動。
そうしたら、ブート途中、”CPU0: local APIC error 0x4″ というメッセージが出続けるという無限ループに入ってしまいました。
結局、古いカーネルで再起動し、freebsd-update rollbackして復旧。
この、GA-7VTXE、USBブートに対応していないようで、FreeBSD/x86 13.3 用のインストールCDを作って、CD-ROMから起動したところ、やっぱり、同様の “CPU0: local APIC error 0x4” 無限ループになり、CD-ROMからのインストール不能。
自分のブログを「7VTXE」で検索してみたところ、約8年前に手こずった件が見つかりました。このマザーボードで苦しんだ記憶がよみがえってきた。
また、BIOSの中をチェックしてみたところ、以前は気づかなかった項目を発見。
BIOS Features の中に、「Interrupt Mode」という項目があり、それが 「APIC」になっているので、APIC じゃない方にスイッチしてみます。
APIC → PIC にスイッチ。
このあと、FreeBSD/i386 13.3 ブートCDから起動し直したところ、無事に local APIC error 0x4 問題回避。しかし、CD-ROM上のファイルシステムをマウントできないという別の問題が発生。
結局、8年前からのCD-ROMからインストールできない問題は解決されていないってこと。それとも変態マザーボードに何か設定でもあるのかな?「mounting from cd9660:/dev/iso9660/13_3_RELEASE_I386_BO failed with error 19″」という箇所で止まるエラーは検索すると大量に発生しますけど、解決策がよくわかんないのですよ。mountroot> プロンプトに落ちるのは、CDファイルシステムの場合だけじゃなく、デバイスドライバの仕様変更だったり、fstab の編集ミスだったりよくある話で、マウントするファイルシステム名さえ分かれば、手動でトライできるんですけど、それがわからない。。。。
結局、以前の問題と同じ現象で行き詰まって、CD-ROMから 13.3 に上げる作業は失敗。前回は、別のマシンにHDDを接続して、FreeBSD OSをインストールして、インストール済みHDDをGA-7VTXE に戻してインストールを完了させたんだった。
今のところ、”CPU0: local APIC error 0x4″ エラーと回避策が分かっただけで、時間を掛けた割に、OS更新は一歩も前進していない気がする。