最近、Lenovoの、Miix 2 8 というタブレットを入手しました。ONVIF対応防犯カメラ映像を画面分割してリアルタイム表示用に使おうかと思ってのこと。
Amazon Fireタブレットを持っているので、Windowsタブレットなんて要らないじゃない？って思っていたのですが、実際使ってみると、第5世代 Fireタブレットでは、画面4分割が精いっぱい。実用的なのは2分割か、4分割した画面上の3画面を使うあたりまで。
使っているアプリは、Androidタブレット上では、ONVIER。Windows上では IP CENTCOM という名称になりますが、UIは同じ。Windows上で使えばCPUパフォーマンスがタブレットに比べ上なので、画面6～8分割くらいまで使えます。（ATOM CPUの場合）
不思議なことに、WindowsのIP CENTCOMでは問題なく設定できるカメラでも、Android の ONVIER は ONVIFでは接続できず、RTSPプロトコルでしかつながらなかったり、RTSPでも接続できなかったりで、イマイチ。
Amazon Fireタブレットとほぼ同サイズのWindowsタブレットならIP CENTCOMが利用できるため、Fireタブレットでは接続できないONVIFカメラを使えるんじゃなかろうかと期待していました。
防犯カメラアプリを使う前に Windows10 を入れなきゃいけないという儀式があるのに。。。。。
Windowsタブレットを使うのは初めて。キーボードとマウスが無いだけのただのWindowsでしょ。という程度で考えていたのですが苦戦しました。入っていたOSはWindows8。CPUは64bit Atom なのに、32bit OSしか使えないようにカスタマイズされているモデルなので、今の時代、最新状態に持ってこようとするのは結構大変のようです。
OTGケーブルをつないで、そこにUSB Hubを接続。これで、デスクトップPC同様、キーボード＆マウス操作可能な普通のPCになりました。Windows10 20H2をコピーしたインストールUSBメモリから起動して、普通にWindows10をクリーンインストール。
Windows10自体は、時間の問題だけで普通にインストールが終了。
タブレットモードで起動していて、普通のウィンドウモードにするのに苦労しましたけど、設定画面にタブレットという項目を見つけて切り替え。本当の問題はここから。
タブレットから音が出ない！（デバイスは認識されていてエラーに放っていないものの音が出ない。）
もう一つはカメラが使えないというもの。（カメラを使う予定はありませんけど、デバイスマネージャーに不明のデバイスが残ったままになるのが嫌い。）
この先数時間苦労することになりましたけど、効果があった対策だけ記録しておくことにします。
- インテルのサポートページから、「ンテル® ドライバー & サポート・アシスタント」プログラムをインストールして、ドライバーを最新に。
- Windows Update でOS環境を最新に。この時、お任せでいろいろな古くなったドライバーが更新された模様。
- Lenovo のサポートサイトで、MIIX 2 8 用ドライバーを探した。Windows8.1 32bit 用「Hiking Platform ドライバー Windows 8.1 (32bit)」（pf154w8132.exe）というのをダウンロードして、インストールしたら、再起動後、内蔵カメラ、音源、（忘れていたけど）GPS が使えるようになった。
その他、Lenovoサイトで自動スキャンや手動インストールを試したものの、そもそも何が認識されていないのかが分からず、効果はありませんでしたが、Hiking Platform ドライバーを入れたところで、それまで認識されていなかったハードウェアが認識されるようになりました。恐らく上記3が効果があったものと思います。確認するには再度まっさらにする必要がありますが、さすがにそこまではやらない。
USB OTGケーブル
