ソースコードインストールに苦戦中の FreeBSD/x86 じゃなく、Raspberry Pi2上で運用中の FreeBSD/arm 13.2 を 13.3 に更新しました。
このRaspberry Pi2 は、現在ファイルサーバーになっていて、防犯カメラから届く映像の保管庫になっています。なので長時間は止められないし、連続高負荷状態にもできない。
4コアCPUなので、3コアをフルに稼働させ、カーネルとワールドをソースビルドさせ、残りの1コアは運用に使う作戦。サーバーがダウンするのは再起動2回分で済みそう。
手順は前に書いたメモ通り。
ハンドブックの手順なので、コマンド実行順序には不安ないものの、-j3 オプションでどれくらい掛かるのか?いつ作業を完了できるかが少し不安。
結果:
make buildworld には 44時間掛かりました。(ファイルシステムはUSB HDD、セルフビルド)
make kernel には2時間くらい。(カーネルは自動でインストールされる)
make installworld に1時間くらい。
合計、約47時間で更新完了。
低消費電力ファイルサーバーなので、ビルドが遅いのは仕方ない。
これで、現時点で運用中の FreeBSD は全部 13.2 → 13.3 になりました。