FreeBSD13 : Pentium E5400 でソースビルド buildworld したら約8時間

手持ちPCパーツの動作確認を行うために、LGA775 のD-G41AGB3 ボードに Pentium E5400 と 8GB メモリをインストールし FreeBSD13.2 をHDD上にインストール。
やりたいことは、FreeBSD13.2 から 13.3 へのソースコードからのOSバージョンアップ手順の確認。

pkg コマンドと、git コマンドでOS と /usr/src に必要なものをダウンロードして、「/usr/src」で 「make -j2 buildworld」を実行したのが、23時頃。

biuildworld が終わったのが、朝の7時前。約8時間かかったようです。(ソースが13.2の場合。)

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>>> World build completed on Sat Jun  1 06:49:18 JST 2024
>>> World built in 23343 seconds, ncpu: 2, make -j2
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ビルドしたハードウェア情報が以下。

FreeBSD 13.2-RELEASE-p11 GENERIC amd64
FreeBSD clang version 14.0.5 (https://github.com/llvm/llvm-project.git llvmorg-14.0.5-0-gc12386ae247c)
VT(vga): resolution 640x480
CPU: Pentium(R) Dual-Core  CPU      E5400  @ 2.70GHz (2692.63-MHz K8-class CPU)
  Origin="GenuineIntel"  Id=0x1067a  Family=0x6  Model=0x17  Stepping=10
  Features=0xbfebfbff<FPU,VME,DE,PSE,TSC,MSR,PAE,MCE,CX8,APIC,SEP,MTRR,PGE,MCA,CMOV,PAT,PSE36,CLFLUSH,DTS,ACPI,MMX,FXSR,SSE,SSE2,SS,HTT,TM,PBE>
  Features2=0xc00e39d<SSE3,DTES64,MON,DS_CPL,EST,TM2,SSSE3,CX16,xTPR,PDCM,XSAVE,OSXSAVE>
  AMD Features=0x20100800<SYSCALL,NX,LM>
  AMD Features2=0x1
  TSC: P-state invariant, performance statistics
real memory  = 8589934592 (8192 MB)
avail memory = 8234827776 (7853 MB)

なせ、こんな情報をメモするかというと、32bit FreeBSD/arm 13.2 のサーバーを 13.3 に上げる準備。手順確認。

RPI2で動かしている 32bit FreeBSD/arm にOS側の脆弱性が見つかった場合、ソースビルドを行うしかなく、それに必要な時間見積もりは2日とか3日となります。先日 32bit rpi2 で行った buildworld が -j4 で18時間くらい
リソースや時間の計測も必要だし、ビルドの完了が深夜になると、インストール作業は翌日になりますのでね。

HDDインタフェース、メモリ容量、CPUクロック、CPUコア数、ビット数 などに違いがありますけど、rpi2マシンより、E5400マシンの方が、2倍くらい早い感じ。CPUコア 1個当たりの処理能力だとE5400が4倍くらい速い。

(13.3 のソースだと13.2からだと、10時間半くらい掛かった。ソースが大きくなったのか、仮ビルド環境構築に時間が掛かったのかはわからない。)

以上は buildworld に必要な時間だけで、インストールやカーネルリプレース時間は含まれていません。

これくらいのビルド時間差になると、NFS とクロスビルド環境を構築して、より速い4 core のFreeBSD/amd64 を使う方がいいのかもしれないと感じたところ。

32bit RPI2をやめればいいじゃん。という心の声もありますが、運用中の消費電力が全く違う。

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