防犯カメラを設置してから3か月が経過。
複数メーカーのカメラを使っていて、それぞれのカメラは適材適所だと思うのですが、一度に全体を把握しようとすると、同一メーカーのカメラを使って、一つのアプリで映像管理するのが楽だと感じています。
ONVIF に対応しているカメラなら、同一メーカーに統一したり、メーカーの管理アプリを使わなくても、ONVIF 標準規格(?)プロトコル対応汎用カメラアプリ、私の場合、IP CENTCOM を使って、一つの画面に複数カメラの画面をタイル状に表示できます。
TP-Link の Tapo C310 カメラは、セットアップが終わると、即、ONVIF対応 IP CENTCOM からも利用できるようになるのですが、Reolink RLC-410W カメラは IP CENTCOM から接続できず、購入時期が2年前と少し古いため、対応していないのだと思い込んでいました。Amazon の購入ページにもONVIF という単語は無いし。Tapo-C310 は、WebUIを持っていないためTapoアプリかONVIFアプリが必須ですが、Reolink はそれ自体がWebサーバーでもあるため、カメラ映像はアプリをインストールしたモバイルデバイス以外にPCでも表示可能で、ONVIFが使えなくてもいいかな とがまんしていたところ、あるとき RLC-410W がONVIF 対応であることが判明。
対応しているのはいいけど、一体どうやるの?
RLC-410W を導入した時何度か試して、ONVIFは駄目だと結論付けましたけど、あの作業は何だったんだ?
IP CENTCOM サポートページをアクセスしてみると、確かに、RLC-410W が含まれている。しかし、操作方法が書いてない。いろいろ調べて試行錯誤した結果、モバイルアプリからは設定できず、デフォルトでは ONVIF が無効になっている事がわかりました。
PCのWebブラウザーから RLC-410W のWebUI にログインして、ネットワーク設定 の Advanced に隠されている port settings メニューを使って、ONVIF を有効にするのだと判明。(以下)
RTSP が有効になっているのは、ONVIF を有効するためには、まず、RTSP有効が必要なため。
このあとで、IP CENTCOM から Discoverd にカメラが表示されるようになっていました。
Windows用 IP CENTCOM では、ONVIF を選択して、
名前:ここは自由表記(わかりやすい名前を付ける)
アドレス:<ip address>: 8000 カメラのIPアドレスと8000 (8000は上記の設定で行った数字)
ユーザー名とパスワード(Reolink Appから設定したもの)
を入力して、設定ボタンを押すとつながりました。
こんな感じ。4画面くらい同時に見えると、監視画面としてはありがたい。
続いて、タブレットからも同じように見えるようにしたい。あとは、簡単!と思いきや、トラブりました。
Windows Appとタブレット App って同じだろうと思って、Windowsに入力した値をそのままタイプしたんですが、エラーが出てきてしまいます。何度やっても同じ。
試しに、ONVIF じゃなくて RTSP カメラを選択して、
アドレス: rtsp://<ip address>
と、タイプしたらいけた。なぜかは不明。Appのバージョン不一致?
いずれにせよ、別メーカーである Tp-link カメラと Reolink カメラい映像を一つの画面に収めることが出来ました。
その他分かったこととして、同じReolink でも、ペット監視用の、首振り、安いバージョンカメラ E1 というモデルは、ONVIF に対応しておらず、WebUIはなく、Reolink Appのみの対応でした。