またまた、パソコン関連パーツのリコールに、手持ちパーツが該当してしまいました。
以前、使っていた 4ポートUSB電源の(電源じゃなく)ケーブル部分がリコール対象になって、メーカー交換を行ったことがありますが、今回は 東芝ダイナブック の電源アダプターがリコールの直撃を喰らってしまいました。
経緯は以下。
久しぶりに、Dynabook EX/66 の電源を入れて、Windows Update を掛けたところ、再起動時にウィンドウがポップアップ。
何これ?と、読んでみたところ、東芝製パソコン用電源アダプターが発火する可能性があるそうな。
確認するボタンを押すと、Dynabook(株)の「ACアダプター交換・回収プログラムに関するお知らせ」ページにジャンプして、詳しい内容がわかるようになっていました。
たまたま、ACアダプターを机下じゃなく、PC横に置いていたので、パーツ番号をすぐに確認することが出来、Ctrl+F でページ内検索ウィンドウを出し、型番をタイプして行くと、、、、まじかよ~ 私のACアダプターが対象だわ!
過去の経験では、リコール関係のパーツ番号を調べても、実際にシリアル番号まで該当するケースは少ないのですけど、今回は直撃しました。
再確認のため、シリアル番号を、Google検索でもサーチしてみたところ、、、、、「消費者庁 リコール情報サイト」にもヒット。
消費者庁のページにはDynabookサイトのリコール情報ページには書いてない、
「リコール実施の理由:
耐水コーティングが不十分なリン系の難燃剤使用により、当該製品のDCプラグ部の絶縁性能が低下し、異常発熱して発火するおそれがあるため。」
という理由まで書いてあって、情報としてはこっちの方が親切。この内容だと使い続けるのは危険でしょう。
手間ですが、交換依頼するしかないようです。ただし良い面もあります。部品が新しくなることの他、電源プラグの形状がストレートからL字型になります。広い机や開けた場所で電源アダプターを接続する場合は良いのですが、パーティションや障害物が近くにある場所で電源アダプターを接続しようとすると、ストレートプラグは邪魔になることがあります。新規に電源アダプターを調達するならL字型プラグがお勧め。
Webフォームと電話でコンタクトできるようですが、発見したのが夜なので、Webフォームから入力しました。
電源アダプターの型番とシリアル番号を入力すると、以下の画面が現れ、「申し込みページへ進む」をクリック。
(オプションですけど)PCの製造番号、送付先住所と電話番号 などを入れると、そのまま受付完了。
電子メールアドレス、入力しなかったけど大丈夫?(問い合わせ番号が返ってきているから大丈夫でしょうけど)と、感じながらも、該当の電源アダプターってどう処分するんだろう?「交換プログラム」なので、返却が必要になるはずではありますが、モノが届いた後、どうして欲しいのかに関しての情報なし。地域の廃棄ルールで捨てるということもあり得ますが、回収しないと、誰かがゴミ箱から拾って利用する可能性もある訳なので怖い。SNSで再度販売したりしてね。
申し込んだ直後なので焦っても仕方なく、どうなるかは、モノが届いてから考えることにしましょう。
そうそう、上記 交換プログラムの申し込みページにアンケートがあって、この内容をどこで知りましたか?という問いがありました。このパソコンは、友人から使わなくなった と、もらったものなのでユーザー登録なんかしていない。CMやWebページなど複数候補がありましたけど、私は Windows Update直後のポップアップで知り、このポップアップに気づかなかったら、他の候補を情報窓口として使うことはないだろうから、少し恐怖を感じました。
ポップアップウィンドウを表示した仕組みは、スタートアップフォルダーに置かれた自動起動プログラム。Windows Update によりインストールされたのか、東芝ユーティリティによってなのかは不明。
ポップアップウィンドウって効果的ですね。
2024/04/19 追記
自宅前に佐川急便の軽バンが止まって、「何だろう?」と出てみたら、ダイナブック ACアダプター 交換品が到着していました。
60cmサイズの段ボール箱にACアダプターと緩衝材が入っていて、天板となる段ボールを入れ替えると返送用ラベルが表になるようになっていて、その場で開封、対象電源アダプターを入れて即送り返せるようになっていました。
これを知っていたら、その場で交換品を返送できたのに。。。。。。
間に合うかと思って、佐川急便営業所に連絡したけど、本日の集荷は終わりだって。ガックリ。
仕方がないので、箱からACアダプターを取り出し、リコール対象ではない電源ケーブルと接続して、Dynabook と接続。充電が始まることを確認できた(動作確認OK)ので、交換完了。
その場で返送できていれば、このリコールプログラム、100点満点と感じましたけど、対象が多いからきめ細かいユーザー連絡なんかやってられないんでしょうね。それでも、この電源アダプター交換プログラム、仕組みをうまく組み立てているな~と感じました。
以下は、L字型に変わったプラグ。パーティションギリギリに据え置きできるようになるので、これはとってもありがたい






G71C000GX610を使用し始めたらかなり熱くなり電源アダプター本体が膨れ上がったので使用中止した。
購入先からG71C000GX910が届いたので接続し使ってたら、今度も熱く(感覚的に70度前後)なり大丈夫なのか心配です。本来この程度の温度は上がるのですか?
今まで他メーカの電源アダプターを手で触ったが、少しあったかい程度でした。
電源アダプターに関しての私の経験では、本体と本体付属の電源アダプターの組み合わせで使った場合でも、周囲の環境、既設により相当熱くなることはあります。夏場の屋内で空調の風が届きにくい場所にACアダプターが置かれているようなケースでは、長時間持てないくらいに熱くなることはあります。特に、布団やカーペットのような電熱性が悪いものの上にあると顕著です。それでも65℃くらいだと思います。10年くらい前のノートPCは65Wくらいの発熱があるので、PCがフルスピードで動くような高負荷時は、電源アダプターもフル稼働状態で熱くなります。夏場に、使用中の電源アダプターが直接肌に当たると「熱い」と感じるのが普通だと思います。
電源アダプターが膨れ上がるのは私も体験したことが無く、一般的には、不良品が混じっていたか、本体の消費電力をカバーできない純正品以外、規格外の電源アダプターを使っているときです。(上記シリアル番号からは該当しないと思いますが)45Wアダプターを65WのノートPCと接続するようなケース。この時は相当熱くなります。
リチウムイオンバッテリーと違い、純正電源アダプターは燃焼ガスが発生することはないはずなので放熱が悪かったとしても、アダプターが変形することはあっても燃え上がるような事はまずありません。難燃性の樹脂で固められているはずですから、電源オフやスリープ状態でPCから離れても、電源アダプターに周囲の空気が流れて自然冷却されているなら、心配する必要はないはずです。
心配なら、メーカーのサポートにコンタクトしてみるのが良いと思います。