FreeBSD の時刻合わせ機能 ntpd 用うるう秒ファイルダウンロードサイトが変更になってダウンロードできなくなっていた件、FreeBSD/amd64 13.2 p-10 に更新すると解決する模様。
私は、rc.conf 情報を手動で上書きしてダウンロードサイトを修正していましたが、本日、OSの脆弱性対策で、マイナーバージョンを 13.2 p-9 から p-10 に更新したところ、ついでにOS側ダウンロードサイト情報も更新されました。デイリーレポートの実行は深夜なので、この記述をしている時点では、動作未確認ですが。
きっかけは、今日、RPI2用32bit FreeBSD/arm の脆弱性対策。更新中、視界の片隅に「leap」という文字がかすったような気がしました。残念ながら、FreeBSD/arm 13.2 p-10 の leap-seconds.list 関係情報は更新されていなかったのですが、FreeBSD/amd64 13.2 を同様に 13.2 p-10 に更新してみたところ、
/etc/default/rc.conf 中の うるう秒ファイル情報の一部が変更になっていました。
ntp_leapfile_sources="https://hpiers.obspm.fr/iers/bul/bulc/ntp/leap-seconds.list" # Source from which to fetch leapfile
旧情報は、「https://www.ietf.org/timezones/data/leap-seconds.list」。
次回のleap-seconds.list 更新は夜中になる見込みだし、まだ手動で対策したサイトがアクティブになったままになっているため、wget でファイルをダウンロードして中身を確認してみました。
# 2) Expiration date of the file given on a semi-annual basis: last June or last December
#
# File expires on 28 December 2024
有効期限が2024/12/28 となっていました。
ふむふむ、OSのパッチレベルを更新すればOSレベルで修正が掛かるようです。