日本国内でプリペイド方式の「汎用」電子マネーを使おうとすると、Bit Cash、Web Money、NET CASH のいずれかから選択することになります。これら以外の電子マネー、例えばDMM、Google、Amazonギフトなど、もありますが、残念ながら自社限定で汎用じゃない。複数サイトで利用したい場合は、BitCash, WebMoney, NetCashのいずれかになります。
一度三種類を使ってみた結果、Bit Cashと Net Cash の使い勝手は(ウォレットに対応しているサイトから利用するなら)ほぼ同じなので、決済利用頻度が高いサイトから使いやすい方を選べばいい。と、私は NET CASHを選択したのですが、その後、環境が激変。気が付くと、Net Cash が利用可能サイト減少、他のポイントとの交換もできなくなり、使い勝手が非常に悪い電子マネーとなってしまった気がします。現時点で電子マネーが必要なら Bit Cashを選択せざるを得ないというのが結論。なぜこうなった?
今回このメモを残すきっかけになったのは、過去NET CASHが使えたサイトで、再び決済方法を調べてみたらNET CASHが消えていたため。(代わりにALiPay とかいう中国の決済が追加されてた。どんな日本人が使うんじゃい!)使い勝手は悪くないと思うんですけどね。少なくともウォレットが無い Web Moneyよりは使いやすい。なのに使えるサイトは減っているように見える。
NET CASHの欠点の一つは、ウォレットに対応していないサイトからの使い勝手が悪いこと。購入したNET CASH シリアルナンバーは、そのまま使えるし、ウォレットに入れて使うこともできるものの、端数同士を合算したシリアルナンバーに再構築できない。NETCASHウォレットに対応していないサイトで5000円の買い物をしようとしたとき、2000円のシリアルナンバーと3000円のシリアルナンバーを持っていても、支払いに使えない!
一度ウォレットに入れたシリアル番号を、ウォレットから出して、もう一度シリアルナンバーだけで使うことは出来るものの、複数シリアル番号を合算して新しい番号を作ることはできない。残高はあっても、使えない、、、、新しいシリアル番号を買う必要がありますが、追加の電子マネーが必要なケースなら、Net Cashじゃなく、Bit Cashを買う方がその後の汎用性が高い。(買い物がBitCashに対応していればね。)
以前、ジャンプストアーを利用するために、プリペイドの電子キャッシュ、NET CASHを使っていましたが、ジャンプストアー閉鎖で、NET CASHウォレットにチャージしていた端数(2000円くらい残ってた)の活用に苦労したことを思い出します。最終的にAmazonポイントや なんとかPay にチャージできれば、何とかなるんですけど、何とも交換できないポイントって困るわ。(この時の端数Net Cashは、オンラインショップ側のウォレットにチャージして、別の電子マネーと合わせて利用しました。)
ジャンプストアーでは(シリアルナンバーのコピー&ペーストじゃなく)認証だけで済むNET CASHが便利ということでNETCASHを使い始めましたわけですけど、利用できるサイトがどんどん縮小されてゆく。NTT系だけど、Net Cashって今後も大丈夫なのか?どんなサービスでも、事業が無くなることはありますからね。これは、NET CASHに限ったことじゃありませんが、プリペイドカードの最後に残る端数をどう使い切るかに迷います。複数の なんとかPay というのを使うのが普通の時代ですけど、チャージしたままになっている電子マネーとポイントがあって、合算すると結構な金額になります。
当たり前ですが、やっぱり現金が確実。