やっぱりキャリアが作ったモバイルアプリだけあって、イマイチというのが プラス メッセージをインストールして使ってみた感想。そして理解したことのメモ。
- キャリアに対応した+メッセージアプリをインストールする必要がある。SIMがDocomoなら、ドコモ用+メッセージ、povo な au 用+メッセージという具合。
- +メッセージは、個人を電話番号で認識するため、SMSを受信できるSIMが最低1枚必要。SMS受信するSIMと、+メッセージを使うデバイスとは別でも構わない。SMS SIMを1枚持っていて、4枚がデータ専用SIMでもOK。データ専用SIM 1枚だけ、+メッセージを利用できる。(←SMS SIMでは使えなくなる。)
- +メッセージを利用するためには、必ずモバイル通信が必要。フライトモード+WiFiでは利用不可。
- +メッセージをアクティブにできる端末は、1 電話番号につき、1台のみ。最後に起動した端末が有効になって、前に使っていた端末はログオフさせられる。(これはIP電話アプリ 050Plus などと一緒。)立ち上げている端末全部に同じメッセージが届くskypeとは異なる。
- 電話(SMS)回線を使ってサーバーと通信し、その後のメッセージやりとりはパケット通信で行う模様。なのでパケットは消費するものの、通話代、SMS代は掛からない。画像ファイルのような大きなファイルもデータ通信で送られる。
- チャットの最中に、音声通話すると、会話は音声携帯電話回線が使用されるため、通話料が掛かる。Google Meet や Skypeのようなパケット通話ができるわけではない。ここが、通話料を使わせたいキャリア提供のアプリ。アプリは軽くなるものの、後で(パケットと比較して)高額な通話代を請求されることになる。
- 送信済みメッセージに関して、着信(✔)、既読(✔✔)、不達 ステータスがチェックの数でわかる。
チェック2個で既読になったとしても、長い会話では会話画面を開いて放置している場合、✔✔ となるので、本当に既読かどうかはわからない。 - 別のキャリアのSIMと入れ替えると、異なる +メッセージアプリがものを入れないといけないので、ここで苦労する。
どうして+メッセージを試してみようと思ったのかというと、電話やメールでヘルプを求められたときに、状況を写真で、簡単に送ってもらえる方法は無いかと、いつも思っているため。自宅の外の老人から、ヘルプを求められると、状況が全然わからない。
何が起きて、何に困っているかを知るには、動画か写真を送ってもらうのが一番いいけど、私が普段持ち歩いているデータ専用SIMの端末に、画像添付で一発で情報が届く方法がないものか。特に相手がスマートフォンを使いこなせていない老人だと、問題を写真に撮らせて、メールで送ってもらうのは相当困難。その下準備で、+メッセージをインストールしてみたというお話。
最終的に Google Meet とどっちが立ち上げやすいか?という話になりそう。
音声(SMS) SIMを持っている場合、SMSでメッセージを送ることが出来ますが、SMSは(基本的に)音声通話回線のワン切りなので、1回の発信で送れるメッセージサイズに上限があり、「今から帰ります。」とか「XX駅に到着しました。」程度ならリーズナブルだけど、会話のやりとりをするには不向きで費用がかさむ。長話チャットをしたいなら、データ通信を使って、メールか別のメッセンジャーで となりますが、データ専用SIMだけで、本人確認ができて(←犯罪目的じゃなく)、最初から最後まで収まる何かいい方法は無いものか?
iOS同士なら、iMessage, FaceTime で決まりなんですけどね~。