主に近所での買い物と運搬用に使用しているスーパーカブ90カスタムの積載スペースを改造しました。
スーパーカブ90は運搬用途で使用するため、延長キャリアを取り付け、その上にスリムリアボックスを装着しています。
今の状態でも十分便利なのですが、長い荷物を積載する場合、ボックスを固定しているネジを4か所を取り外さなければならず、これが面倒臭い。(まだ、長い荷物をリアに積載する機会は無いのですけどね。)
その延長キャリアは、標準キャリアと段差があり、大型箱を積載する場合、実は延長キャリアがあまり役に立たない!
この二点が前々から気になっていたところ、Amazon で OGK技研の「フリーキャリアシステム」というものを見つけました。
延長キャリア上に、上記左の「ベース台」を取り付け、使用中のスリムリアボックス底部に右側の「荷台アダプター」を取り付け、ワンタッチで着脱できるようにするもの。黒いベース台が延長キャリアの段差を埋めてくれて、後部キャリア全体がフラットになるんじゃなかろうか?と、セットで購入しました。
OGK技研 自転車 FCベース台/B-6 ブラック フリーキャリアシステムベース台 リア用
OGK技研 オージーケー技研 OGK技研 オージーケー技研 自転車後ろ用荷台アダプター 日本製 FCS-005 FCアダプター ライトグレー カゴをワンタッチで取り外し フリーキャリー
(2025/03/16 17:54 GMT +09:00 時点 - 詳細はこちら価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で当該の Amazon サイトに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。)取付作業
まず、ベース台を延長キャリアの上に置いてみて位置決め。下の写真の通り、キャリアの上に置いてネジ留めできる穴の位置を決めようとしました。
ここで、第一の問題発生。
スーパーカブカスタム リアキャリア ステンレス 延長キャリア フラットタイプ 外装 カスタム パーツ ツーリング 角目 B-02FS
¥4,600 (2025/03/16 17:53 GMT +09:00 時点 - 詳細はこちら価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で当該の Amazon サイトに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。)延長キャリアは進行方向に対して直角に棒が取り付けられているので、ベース台固定用のステイは進行方向と平行に取り付けたいところ。しかし、穴の位置が合わない!説明書(と言っても、袋への直接印刷ですが)を見てみると、ステイは横方向に取り付けるように設計されている。そもそも、これ自転車用ですからね。
仕方ないので、横で位置合わせしてみるものの、キャリア前方外枠とギリギリ。
それでも他に金具は無く、ここで固定するしかないので、仮留めしてみました。
写真は、ベース台のロックを外しているところですが、キャリア枠に固定は出来そう。
ここで、第二の問題発生。
ベース台を固定するボルトが長すぎて、スーパーカブ90カスタムのテールライトフレームと干渉する。
ちなみに取付ボルトは、M6 x 40mm。いろんなタイプの荷台に取り付けできるように長いものが付いているんでしょう。受け側はステイ金具に溝が切ってあって、ナットは不要。
どうしようかと考えました。
一度固定した後にボルトを金鋸で切るか?しかし、今後、別のバイクなどに取り付けようとして逆にボルトの長さが足りないってなことになると困るので、近所のホームセンターに走り、M6 x30mm のボルトを2本購入。(約200円也)これはナイスでした。
後方はテールランプの外側なので付属ボルトをそのまま利用。
ボルトを取り換えて車体前方側を固定したのが下写真。これで車体と干渉しない。
ベース台の固定完了。
ようやく、一つの目的であった、標準キャリアと延長キャリアの間の段差をなくすことが出来ました。あとは、道路の凹凸を拾って、ベース台固定用全部ステイが左右にずれないか?ということ。状況によっては、滑り止めをキャリア枠に貼り付けることを考えようと思います。
リアボックスとアタッチメントを取り付け
続いて、スリムリアボックスにアタッチメントを取り付け。下写真がアタッチメントと取り付け説明書。四隅に取付穴が付いています。
取付穴を拡大したのが、上図。もともとはメッシュボックスを簡単に固定するように設計されているようです。
穴の位置が、スリムリアボックスの穴とまったく一致しないので、ハンドドリルでアタッチメント四隅の穴に合うように穴を開け、アタッチメントとリアボックスを固定。これは結構面倒くさかった。
なんとかアタッチメントをベース台に合うように取り付けたのが上写真。
そしてベース台にアタッチメントを合体させたのが下写真。ま横から見ると車体とベースとアタッチメントの関係がよくわかると思います。
改造前(本ページ一番上の写真)と、リアボックス位置はあまり変わっていません。
ただし、固定方法が、改造前はネジ留めだったものが、改造後はプラスチック樹脂噛み合わせに変わったため、運転中振動が出るかもしれません。また、ベースとアタッチメントは構造上ロックを外さないと外れないようにはなっていますが、走行中に外れないよう(ロック穴)に針金を通して固定しました。延長キャリア部分に重いもの(例えば5kgのお米)を載せようとすると、メインスタンドで駐車中に前輪が浮き上がるので、買い物荷物をフロントバスケットにも分散させるとか、慣れが必要。
翌日テストを兼ねて10km離れているセブンイレブンへのお買い物に運転して行ったところ、全く変化に気が付かない。振動もノイズもない。以下はセブンイレブンの駐輪スペースで撮影したもの。
この方式が使いやすいようなら、アタッチメントを買い増し、ホンダ純正ビジネスボックスを取り付け積載容量アップさせるようなことも考えたいと思います。利用状況に応じてボックスを取り換えられる、サンダーバード2号 方式!
脱落対策
脱落対策を行いました。
一応、結束用の針金をホールに巻き付けておいたのですけど、切れたり緩んだりすることは明らかなので、ちゃんとしたワイヤーで固定しました。こんな奴。高所作業時工具落下を防ぐためのものですが、20cm のものを購入して、脱落防止ホールを通し、ボックス底部の穴から一度ボックスの中に戻した後、