Raspberry Pi 4 を2台持っていて、机の上に置きやすいヒートシンク形状のモデルを主体に使っていました。
そのRaspberry Pi4 は、FreeBSD/aarch64 13.2 をUSB SSD にインストールしてUSBブートした時、MySQL8.0が起動途中でこける。
2023-10-20T11:13:11.6NZ mysqld_safe Starting mysqld daemon with databases from /var/db/mysql 2023-10-20T11:13:13.058494Z 0 [System] [MY-010116] [Server] /usr/local/libexec/mysqld (mysqld 8.0.33) starting as process 2404 2023-10-20T11:13:13.268253Z 1 [System] [MY-013576] [InnoDB] InnoDB initialization has started. 2023-10-20T11:13:13Z UTC - mysqld got signal 4 ; Most likely, you have hit a bug, but this error can also be caused by malfunctioning hardware. Thread pointer: 0xb25b6000 Attempting backtrace. You can use the following information to find out where mysqld died. If you see no messages after this, something went terribly wrong... Fatal signal 11 while backtracing
ログには、バグかハードウェア故障の可能性と出ているので、Raspberry Pi 本体の動作が、RPI4-1 と RPI-4-2 で異なるのかと、USB SSDをつなぎ替えて切るわけしようとしたところ、別の問題が発生。
Raspberry Pi4 私の1号機(先に購入した方)は USBブートできない!
あれれ。USBメモリに入っているブートローダーから起動できないRaspberry Pi4 もあるんだ!って初めて気づきました。
原因はファームウェアが古いためでしょう。もう一台はUSBブート可能なので、原因はそれしか思いつかない。自分が昔メモした Raspberry Pi 2,3 を USBメモリから起動する設定を読んで試したものの効果なし。USBブートしない。リンクをたどってゆくと、pi4 はファームウェアが変わったためやり方が異なるとのこと。
まあ、Raspberry Pi4は利用者が多いはずだから情報もたくさんあるでしょうと検索してみたところ見つかりました。こちらのページを参考にしました。
ファームウェア更新手順は、
- rpi-eeprom-update コマンドでファームウェアバージョン(日付)を確認する
- Raspberian (Raspberry pi 用 Debian)から起動して、OSとパッケージを最新にする
- OSまかせで放置してもいいかもしれませんが、
sudo apt update
sudo apt full-upgrade
で強制的に更新を進める。 - 更新途中で、ファイルシステム上のファームウェアが新しくなると、下図黄枠のようにアップデート可能な表示になる。
- バックグランドで更新が走っているので、一度再起動した後にファームウェア更新すべきだろうと、RPI4を再起動したところ、、、、、手動コマンドを発行するまでもなく、勝手にファームウェアが上がっていました。要するにソフトウェアを最新に維持しておけば USBブート可能な状態になっていたはずってこと。
この後で、もう一台のRaspberry Pi4 とつないでいたUSB SSDにつなぎ替えたところ、無事にUSBブート可能な状態になっていました。
確認したかったことは、Raspberry Pi4ハードウェアによってMySQL8.0が起動したりしなかったりするのか?ってことですが、Pi4ハードウェアによらず起動しませんでした。
次は、SSDかソフトウェアを切り分ける予定。
追記:
Raspberry Pi Imager 1.7.5 のメニューを見ていたら、USBブートに対応させるイメージファイル、一発で作れるじゃん。先日の作業、何だったんだ!はぁ~~。