空調服のアイスポケットに保冷剤を入れて使ってみました

2019年から空調服を使い始めて、今年で5年目。5月から10月くらいまで、外での作業に欠かせないツールになっています。特に草刈り作業には。

空調服を利用しているときは、水をガバガバ飲み、汗を流して、空調服のファンで汗を蒸発させることにより体温を冷ましています。夏場のアウトドア作業をするときは、バッテリー出力を6Vにして使っています。5Vではちょっと力不足。空調服を稼働させているときは、細かい気温の差なんて全くわからない。33℃でも35℃でも同じ。

これが私の5年目の空調服。

5年目の空調服。迷彩柄。

空調服には冷房効果を高めるためのアイスポケットというものが付いています。赤枠のところ。

外気が30℃でも40℃でも空調服を着ているときは同じ。ここに保冷剤を詰め込めば、更に冷房効果が高まるということですが、面倒なので、今まで使ったことがありませんでした。5シーズン使っているのに一度も効果を確かめていないのももったいないことなので、先日、アイスポケットを使ってみることにし、ここに、小型の保冷剤を5つほど入れてみました。ポケットがちょっと膨れるくらい。

外で使ってみたものの、効果は、あまりよくない。

ファンを回すと服が膨れて、保冷剤とインナーウェアーの間に距離は出来ますが、姿勢によっては氷とインナーウェアに触れることがあるので、この時は「冷たい」と感じます。

一番興味がある冷房効果ですが、保冷剤を入れているからと感じられるほど強力に冷えるわけではありません。ファンを一段強く回す方が効果がある感じ。

そして、保冷剤を入れている場所の外側が結露する。これは、冷却剤の効果が外側に逃げているということ。

保冷剤全体が柔らかくなるまでの時間は、正確に計測していませんが、体感的に2時間くらいということろ。

農作業ではアイスポケットを使っても劇的な効果は無いということがわかりました。それでも過酷な環境を少しでも快適にしようとして使うなら、アイスポケット外側をエアクッションでカバーし、外気温で保冷剤が溶けないようにし、内側も直接肌に触れないように保冷剤をタオル地でくるむようにするのが、保冷剤効果を長持ちさせることになると思います。

屋内作業やバイク運転時なら、また別の効果があるのかもしれません。

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