StarTrek: Deep Space 9 (DS9) シリーズの素敵なところ

今回はTVネタ。初めてかも。

私は、スタートレックシリーズのドラマ、映画が好きで、TOSから連なるどのシリーズも、1,2回は見ています。

TVドラマシリーズは、カーク船長の TOS シリーズに始まり、100年後に舞台を移した エンタープライズ Dの TNG、DS9、Voyager、ピカード シリーズ。カーク船長の前の時代を描く、エンタープライズ、(S2までの)ディスカバリーシリーズがありますが、シリーズが相互につながっていて、見返すごとに新たな発見があります。近年、TOSワールドに別のタイムラインが現れましたけど、それもうまく舞台設定している。

以下はDS9に関しての記述。

現在、と言ってもすでに全7シーズン中、シーズン5に突入していますが、スーパードラマTVにてベルトで放送されている Deep Space 9シリーズは、現在のロシア、ウクライナ戦争の展開と酷似していることに気づきました。

StarTrek DS9シリーズを最初に見た時、ステーションもので展開が暗くて、遅くて、退屈で好きではなかったのですが、今、第一エピソードから見直すと、預言者か!と思えるくらい、現実の世界と文化が似通っていることに感心しています。占領、独立、和平、権力闘争。1990年代ドラマが2020年の世界情勢を反映している。

ベイジョーがウクライナ、カーデシアがロシア、連邦をNATOやEU として重ねて見れば、やってること、そのまんまじゃん!泥棒国家、テロリスト国家がどう、計画的に嘘をつくのか。
どうやって、他国を侵略してゆくのか。まんま。
つまり、世の中は少数の国家、人種、人間の組み合わせで成り立っていて、規模は違えど、歴史を繰り返しているだけ。人間の行動は常に予測の範囲内にあって全く進歩していないってこと。現存する国家、人種、国を観察して歴史を振り返ってドラマを作れば、どこかの時代で現実の未来と酷似した世界が出来上がるってこと。

続いて、DS9 登場人物のお話。

これも、恐らく、現実にある人種や国家を映しているのだと思いますが、惑星連邦、ベイジョー人、出所不明の流動体生物で構成されているメインスタッフにカーデシア人、フェレンギ人が加わり、カオス状態の宇宙ステーションを運営しビジネスしているという設定。
シリーズを1回目視聴した時は、フェレンギ人が嫌いで嫌いでむかついていたのですが、2回目、3回目を見ると、クワーク最高!オドーとの絡みがいい。
そして、カーデシア人でスパイ出身のガラック。口から出る言葉一つ一つが興味深く(うまく翻訳しているな~)、自分が予想していなかったコメントに遭遇した時の表情がいい。(よく特殊メイクの状態で、ああいう意味ありな表情を出せるな~)少年と狼 の物語から学ぶ教訓は、「いつも嘘をついていると、本当に必要な時に助けてもらえなくなる」ということではなく、「同じ嘘を二回以上使うな」ということだと切り返した時は最高でした。

数回見ているので、ドラマの流れは知っているのですが、時々、記憶にあまり残っていないエピソードに出会い、初めて見るかのように楽しめています。

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