Windows10: LIFEBOOK 別モデルのリカバリーメディアからOS入れ直し

先日からメンテナンスした富士通 LIFEBOOK AH40/J ですが、HDDにインストールされているアプリの状態がよくわからないので、クリーンインストールし直すことにしました。

LIFEBOOKのリカバリー領域からリカバリーメディアを作成して、そのリカバリーメディアで出荷時状態に戻そうとしたのですが、このLIFEBOOKの回復パーティションは使えない状態になっていました。

たまたま中身を確認したいNECのリカバリーメディアがあるので、NEC LaVie 用のリカバリーメディアから富士通 LIFEBOOKをリカバリーできないものか試してみることにしました。

LIFEBOOK は、裏側にWindows8 のシールが貼ってあり、リカバリーメディアも Windows8用。問題は、リカバリーメディアに別モデルのリカバリーを拒否するようなプロテクトが掛けていないか?ってこと。可能性はありますが、まあ大丈夫じゃない?と試してみることにして、1枚目のリカバリーDVDを入れてLIFEBOOKをブート。

数分待っていると、、、

NEC LaVie用リカバリーDVDを使って富士通LIFEBOOKのリカバリーを行ってみる1トラブル回復用のメニューが出てきました。
この時点は、リカバリーメディアのメニューというよりWindowsの回復メニューでメーカーかは関係なし。

HDDを出荷時状態に戻すのは、トラブルシューティングの中のメニューなので、「トラブルシューティング」を選択。そこに NECリカバリーツールがありました。「PCを初期状態に戻す」メニューは、HDDはそのままで、アプリを消したり、ユーザーアカウントを消したりするだけ。工場出荷時に戻すのとは違います。

NEC LaVie用リカバリーDVDを使って富士通LIFEBOOKのリカバリーを行ってみる2

NECリカバリーツールの中身は、以下。

NEC LaVie用リカバリーDVDを使って富士通LIFEBOOKのリカバリーを行ってみる3「再セットアップ」を選択すると、

NEC LaVie用リカバリーDVDを使って富士通LIFEBOOKのリカバリーを行ってみる4なぜか、Windows10 というボタンが出てきて、その他選択肢は無し。HDD上のOSがWindows10だからか?
リカバリーメディア上のOSはWin8のはずですけど、選択肢がないのでこのまま次に進みました。

NEC LaVie用リカバリーDVDを使って富士通LIFEBOOKのリカバリーを行ってみる

データ用パーティションを作ろうとするのか、Cドライブサイズを選択するメニューが出てきましたが意味がわからない。選択したサイズの残りをDとして作成しようとするものと理解しました。意味が分からん!Dドライブは欲しくないので、Cドライブ最大になるように「最大」を選択。

NEC LaVie用リカバリーDVDを使って富士通LIFEBOOKのリカバリーを行ってみる2

この後、リカバリーがスタート。

DVDメディアを入れ替えながら、だいたい2時間かかって、リカバリー完了。(DVDからのリカバリーってこんれくらいの時間なのかな。)

さて、OSはWindows10 なのか、8なのか?

起動したOSはWindows8でした。途中でWindows10 というボタンが出てきたので、どうなるのかと思ってましたが、当然、Windows8 が上がってきました。

このあと、不要なアプリをアンインストールし、NECのユーティリティーを全部削除して、Windows Update を使ってネットワークからドライバーをインストール。

次に、Windows10インストールUSBメモリを使って、Windows8から10に更新。

これで、クリーンな Windows10の出来上がり。作業自体は、手作業でのDVDの入れ替えが必要な最初の2時間が一番面倒で、あとはネットワークにつないで、自動アップデート開始まで作業したのち待つだけ。それでもOSを段階的に更新してゆくので24時間くらい掛かりました。

分かったことは、NEC Lavie 用リカバリーDVDで、富士通LIFEBOOKのリカバリーが出来るってことでした。リカバリーに成功したのは、メディアとハードウェアの製造時期が近かったからかもしれません。

コメントを残す