NTT固定回線が 2024年1月から IP網化される

NTT西日本から重要なお知らせ という封書が届き、一体なんだろう?と開けてみると NTTの加入者回線電話が、現在の交換方式からIP方式に変更になるという案内でした。

携帯電話が主流になりつつある通話ですが、我が家では固定回線も使い続けています。
理由は簡単。災害時にも強いと考えられるから。

携帯電話だけで大丈夫と考えている個人は多いですが、私は無線回線を信用していません。リピーターHUBだし、無線電話回線は有線回線よりもシステムが複雑なのでダウンタイムが長いと予想しているためです。加入者回線も携帯電話もインフラは機械ベースですから、いつか必ず壊れるし、ソフトウェアのミスで停止することが起きます。これは、最近の携帯電話会社の全国規模の事故を見れば明らか。それに対し、加入者回線が全国的に不通になることって最近発生していません。インターネット回線は時々広範囲のトラブルが発生していますが、無線回線よりは安定しています。

災害時に通話して状況確認しなくちゃいけないケースを考えると、やっぱり加入者回線は確保しておきたいと思います。

その加入者電話回線が、交換設備のライフサイクルの関係で今のやり方では保守できず、IP網に移行になるとのこと。NTT東日本、西日本とも2024年1月から予定されているという案内でした。

以下は、NTT西日本のホームページの関連情報をコピーしたものですが、2024年1月から通話料金が全国一律、3分9.35円になるとのこと。
これは、大変ありがたい!もう、光回線の光電話やADSL回線のIP電話、要らないじゃん!(ただし基本料金は変わらないので、加入者回線の方が毎月の料金は高額。)

NTTの加入者回線がIP網に移行

通話料金が安くなる代わりに、発信専用や着信専用 とか二重電話番号 など、主にビジネス用のサービスが終了になります。主に一般家庭ではあまり使わないサービス。(自宅で個人ビジネスしている人には影響がありそう)
我が家では全然問題ありません。というより、通話料金が安くなるので大歓迎。

問題はサービス品質(ダウンタイム)の方。電話交換機ではほぼトラブルなく使えている加入者電話ですが、IP網に乗っかるということは、時々発生しているフレッツ光回線がつながりにくくなるトラブルの影響をもろに受けるってことですが、こればかりは、実際にサービスが始まってみないとわからない。

加入者側では特に何もする必要はないそうなので、個人宅としては大歓迎。

固定電話インフラは無くすわけにはゆかないので、NTT地域会社は大変だ。

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