Windows10 で動作しないアプリケーションの実行環境として、古いノートPCにWindows7をインストールしました。
そして、いよいよ Windows7 デスクトップ環境を Windows10 へと更新する段階になりました。
ターゲットのWindows7 PCは、J3160NH という BIOSTAR製 mini-ITX ボード。Windows7で利用していましたが、過去に一度Windows10へ更新してWindows10ライセンスを確保。その後、Windows7 へ戻したPCなので、更新はすんなり行くはず。と考えてバックアップを取らずに、作業を開始しました。
ちなみに、Cドライブは500GB HDDです。
デスクトップに配置したままにしておいた Windows10 アップグレードアシスタント というツールを起動。
18:30頃「承諾」ボタンを押して作業を開始しました。
これは、予定外のエラー。
せっかくデスクトップに維持しておいた更新ツールが使えないのはガックリです。
仕方が無いので MicrosoftのサイトにあるWindows10更新ページから、MediaCreationTool22H2.exe をダウンロードして実行するも、同様に 0x80072F8F – 0x200000 で更新終了。
よくあるのが、起動しっぱなしのOSで、更新ツールを使おうとしていて、エラーになるという現象。
あわよくば、という思いで Windows7 を再起動してみたものの、MediaCreationTool 動作は同じ。何か、更新に不都合なバックグランドツールが動いているんでしょうね。
エラーコードを検索してみました。先日の新規 Windows7 インストール後、Windows Updateが同様にエラーコード 80072EFD が出て、Microsoft のサイトのソリューションが全く役に立たなかった経験から、実際に遭遇したユーザーの情報を参考にしました。
この情報によると、エラーが発生しているPC上で この後 何やっても、エラーが出なくなることはないそうです。Windows10インストールメディアからOSを起動して、アップグレードを行うことを勧めています。
素直にアドバイスに従うことにします。Windows10インストール用USBメモリは、日常的に使用するので、何個か作っています。ただし、22H2ではなく、2004 ですが。
このWindows10 2004 インストール用 USBメモリでPCを起動して、更新を行ってみました。
更新開始は、19:50 頃。
基本的に順調に進みましたが、Windows7で使っていたIME、ATOK 2008 は使用できなくなりました。
まあ、いいけど。
21:40 にWindows10への更新が終了して、ログイン可能な状態になり、
21:50 頃ログインしました。
また、OSがWindows10になった後、互換性アシスタントが、mini-ITXボードに付属していたと思われる、USB3用のWindows7ユーティリティーが削除されていました。これも実害はなさそう。
最終的に、Windows10 Pro 2004 へ更新されていました。更新にかかった時間は約1時間半。バックグランドジョブが終了して、ストレスなく使えるようになるまで約2時間というところ。
このあと、延々とWindows Updateが行われることになりますが、Windows7の設定がそのままWindows10デスクトップに現れたので、無事に更新出来たのでしょう。
実際には、この後しばらく、ポツ、ポツと不具合が見つかるのでしょうが、その点は我慢することにします。