水漏れ、そして、初めての散水栓工事

今回は水道パイプ破損による水漏れの修理の記録。

日曜大工が得意な人にはどうってことない作業なんでしょうが、屋外水道パイプ途中から水漏れしている水道管の補修をすることになりました。私にとっては未知の世界。

家族から、畑の水道管が水漏れするので直してほしいと頼まれました。

畑の水道管から水漏れ

見ての通り、昔配管された屋外用水道パイプを補修、補修しながら使い続けてきた水道蛇口の模様。私は、こういう園芸関係の工作は得意じゃないので、今まで関わってきませんでした。みたところ、パイプとパイプのつなぎ目から水が漏れるようです。水栓コマの劣化で水道蛇口のハンドル根本から水漏れするようなケースは、何度もやっているし、元栓を停めて蛇口を分解してコマを交換するだけなので30分もあれば十分なのですが、パイプのつなぎ目のような途中から水漏れしているケースを修理したことがありませんでした。

屋外水道パイプが破損パイプ接着剤が剥がれて分離した水道蛇口

触ってみると水道バルブにつながるパイプがポロっと取れました。接着剤が完全に剥離しています。そりゃ水漏れするわ。こういう破損の仕方は意図的に人間が力をくわえた時しか起こりえないので、誰かが蛇口を蹴飛ばして破壊したものと思います。

さて、どうしたものか。元々は、ちゃんとした水道蛇口とパイプをコンクリートで補強していたらしいが、経年で水漏れが発生し、それを修理するためにコンクリートを削って、修理後周囲を補強しないまま使い続けているみたいです。

同じ補修をしても、また壊される可能性があるし、何より冬場にパイプや蛇口が凍ってしまいそう。状態を写真撮影して、破損した水道蛇口を持って近所の建材店に相談しに行きました。(こういうところは、ホームセンターは役に立たない。)地面から直接散水栓が首を出すようにして、その先にジョインター接続の散水栓を取り付ける提案をもらいました。こんな奴。

 

ということで、垂直パイプ部分をできるだけ短くし、そこを散水栓カバーで覆ってしまうことにしました。

散水栓工事、水道パイプ周りのコンクリートを取り除いたところ

水道パイプ周りのコンクリートをノミと槌で削っていったのですが、補強パイプが二重になっているところに達してしまったので、短くするのはここで終了。これ以上削るくらいなら、地中パイプを途中で切断してエルボーパイプをつなぐ方が簡単。とりあえずは、このまま過去の遺産を活用することにしました。

塩ビパイプを最短で水栓ソケット接続できる長さに切断して、塩ビの水栓ソケットを接着。
こんな奴。↓

地中の水道パイプにソケットパイプを取り付け

建材店で購入した散水栓に防水シールテープを5周くらい撒いて接続する準備。

ジョインター付き散水栓に防水シールテープを巻きつけたところ

そして接続。ソケットに蛇口をねじ込みました。更に、散水栓ボックスを設置して、散水栓側の工事は完了。

散水ボックスを設置

ソケットに散水栓を設置完了続いて、散水用のホースとノズルを準備しました。このままでは、畑に水を撒けないのでね。

またまた、ホームセンターまで走ることになりましたが、2.5mのホースと散水ノズルを購入してワンタッチで散水栓に接続できるものを作りました。

工事完了。

パーツ代は、全部でおおよそ一万円くらい。

初めての作業で、パーツの手配が後手後手にまわり、結局3日くらい掛かりましたが、配管工事屋さんを呼ぶよりは安く済んだと思います。

あと、寒くなってきたら、ボックスの中に防寒対策しなくちゃ。

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