iPhone5s: 約3年ぶりの内蔵バッテリー、セルフ交換

3年前に自分でバッテリー交換交換してその後快調に動作している iPhone5s ですが、机に置いたとき、滑りやすくなってきたと感じるようになりました。バッテリーが膨らんできた?と、裏側を観察してみるものの、フレームが変形しているような感じはしません。よくよく見てみると、裏側ではなく、液晶画面側に少し浮き上がっている個所があることに気づきました。

あっ、iPhone5s は液晶面がフタになっているんだった!と思いだしました。よくよく見ると、フレームと液晶画面の間に少し隙間が出来ているような。。。。

この iPhone5s、すでに一度サードパーティー製バッテリーに交換してあるので、Apple純正バッテリーじゃあありません。iPhone4s のバッテリーは、消耗しても膨らまなかったのですが、iPhone5s用は、互換バッテリーでも膨らむの?
容量的には、満充電後、丸一日くらい使えるので容量の劣化は感じていなかったんですが、先に膨張が始まってしまいました。草刈りをするときに、BTスピーカーと接続して、Podcastを流しっぱなしにしても6時間くらいプレイしっぱなしにできるんですけどねぇ。残念。

すぐに、Amazonを検索して、交換バッテリーを注文しました。今回は、DIGIFORCE製。

工具付きのものを買いました。前回のバッテリー交換時の工具は残っているのですが、プラスチックヘラは便利なのでパソコンの開閉にも使っていたら、ボロボロになってしまいました。

さて、交換パーツが届いて、早速、交換作業。。。。。とはならず、まずは既存バッテリーの放電を開始。残量90% のバッテリーをそのまま捨てるのは危険ですからね。

一晩放置して、残量が20%くらいまで減ったので作業開始。

まずは、新しいバッテリーの撮影から。

digiforce iphone5s バッテリー交換セット

digiforce iphone5s バッテリー交換セット 工具付き

 

前回の交換時に購入したものと大きな違いは、バッテリー固定用の両面テープが2セット付属していました。私は市販の両面テープを使ってバッテリーを固定するので使わないんですけどね。過去、付属テープで固定しようとして、面倒なことになりましたので、その後は普通の両面テープを使うことにしています。

撮影後、画像をPCに転送して、iPhone5sはシャットダウン。

ケースの開け方は、前回と同じ。Lightningコネクタ両側にあるネジを、付属ドライバーで取り外し、付属の吸盤で画面を引っ張り上げて隙間を作り、できた隙間に付属プラスチックヘラを差し込んで液晶面を浮き上がらせ画面とフレームに分けます。
ホームボタンをつないでいる細いフラットケーブルを付属ピンセットで取り外すと、バッテリー交換作業に入れるようになりました。付属工具は便利。

前回は、画面と基盤をつなぐケーブルまで外していましたが、今回はホームボタンケーブルだけ取り外し、完全にはパーツを分けずに、画面と本体がつながった状態で作業を行いました。

予想外だったのが、市販の両面テープで接着したバッテリーがなかなか外れなかったこと。
前回、取り付け直後は、簡単に取り外せてバッテリー位置の微調整を行えたので、市販の両面テープの接着力は弱いと思っていたのですが、この3年間で完璧に接着されたようです。ペーパーナイフをバッテリーとフレームの間にねじ込んで力任せで取り外しました。でもまあ、ピンセットで巻き取る方式のオリジナル両面テープを取り出すよりは楽かな~。バッテリーが膨張したためバッテリーと両面テープの密着性が高くなったんだろうと思います。

取り外したバッテリーが以下。新品バッテリーと対比させる形で撮影。手前が旧バッテリー、奥側が新バッテリー。

膨れてしまった iPhone5s 用 使用済みバッテリー

手前は膨らんでますねぇ。
奥側が新しいバッテリーですが、ピントが合っていないので、新バッテリー単品撮影したものを以下に掲載。

新しい iPhone5s 用バッテリー DIGIFORCE製

Appleブランドじゃなくても膨らむってことは、iPhone5s の設計が悪いってこと?

さて、今回も市販の両面テープで接着しますが、取付面を1/3くらいと大幅に小さくしました。以下、中央部の白いものが、市販の両面テープ。(バッテリーの発熱をフレームから逃がすためにバッテリー全面をフレームと密着させているのかもしれませんけど、熱暴走するようだったらやり直すことにしましょう。)

iPhone5s を市販の両面テープで固定する準備

次回の交換作業があるのかどうかは定かじゃありませんが、iPhone5s は重量とサイズがとっても使いやすいので使い続けたいと思います。しかし、最近対応アプリが減ってきているからな~。

このあと、両面テープのカバーを取り外し、バッテリーコネクターと本体を接続。そのあとで位置合わせして本体に押し付けて固定。ホームボタンケーブルを取り付けて、逆の手順で組み立てました。

電源を再投入して無事にOSが起動することを確認。
なんか、バッテリーのフル充電までが早くなった感じがしますが、半分以上チャージされた状態で届いたからかな~?それにしても早かった気がする。

このあと、一日くらい様子を見た方がいいのでしょうけど、これで一旦作業は終了。

 

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