Android: ボタン リセット手順

しばしば、Android端末に悩まされます。
直近では、フル充電から6時間程度で電池がなくなるというバッテリーの異常消耗。こういうとき試したいのが、ハードリセットや工場リセット。過去トラブル時にボタンシーケンスをちゃんとメモしていなくて、手順が必要な時に探し回ることに。今、ここにちゃんとメモしておくことにします。

ハードリセットは、リセット端子にリセット信号を入力するリセット。基本的にアプリケーション、設定ファイル、ユーザーデータには触らず、リセットするだけ。デバイスにはソフト的にリセットする機能があるのですが、まれ~に、「本当にリセットできているのか?」と思うことがあり、そういう場合に使います。だって、ソフトリセット回路のどこかがハングしていることだってあり得るでしょう。電池を外せるなら、電池を外す方が確実。

工場リセットは、アプリケーションやユーザーデータを設定して、完全に工場出荷時の状態に戻します。暗証番号を忘れてしまい、ロックを解除できない場合などに使います。

Fujitsu Arrows M04 の場合

  1. スマートフォンの電源をオフにした状態から
  2. 電源ボタン と 音量Up と 音量Down キーを同時に押したままにする。
  3. 画面上部LEDランプが緑に点灯する
  4. 全てのボタンから指を離す
  5. すぐに(LEDが点灯している間に)、電源ボタン と 音量Up ボタンを押したままにする。
  6. 画面に表示が現れたら(同時にバイブレーションが発生)指を離す

これで、システム画面に移行しますが、Arrows M04の場合、工場リセット、OS更新とシステムチェック はできるものの、ハードリセットは出来ないようです。残念。

Fujitsu Arrows M04 Factory Reset画面

ちなみに、

  1. 電源オフの状態から
  2. 電源ボタン + 音量Down を押したままにして、
  3. 緑LEDが点灯したら指を離す

という操作をしたら、SD Downloader というモードに入りました。おそらく、新しいファームウェアイメージをSDカード上に保存して、ソフトウェアアップデートが自動的に行われるモードじゃないかと思います。

Fujitsu Arrows M04 SD Downloaderモード

組織などで一括同型デバイスのファームウェア更新を行わないといけないようなケースで便利です。
が、我が家では必要なし。SDメモリ上の準備もしていないので、エラーが出て終わり。

ただ、このモードになったあと、電源ボタンを押してリブートした時、OSロゴが出てくるまですごく待たされます。もしかすると、ハードリセットのようなことをしているのかもしれません。

さて、このAndroid ボタンシーケンス、富士通以外の Android端末ではどうなんだろう?ということで、Amazon Fireタブレットで試してみました。Fireタブレットには、LEDランプもバイブレーションも無く、ボタンの反応は、画面の状態を見るしかありません。

ArrowsM04とは、挙動が違いました。というか、より操作が簡単でした。

Amazon Fireタブレットの場合

  1. Fireタブレットを電源Off状態にして
  2. 電源ボタン と 音量Up/Down どちらか片方(だけでOK。両方押しても問題なし。)を押したままにする
  3. 画面に表示が現れたら、指を離す。
  4. リカバリーモード画面に遷移
Amazon Fireタブレット リカバリー画面1

↑ Fireタブレット

Amazon Fire HD 8 タブレット リカバリー画面

↑ Fire HD 8 タブレット

Fireタブレットの場合は、リカバリー画面での選択肢はArrowsよりもたくさんあって、データ消去、起動、電源Offなどを選択できます。でもまあ、過去に Amazon Fireタブレットが異常状態になったことは無くて、使うのはロック解除パスワードを忘れた時くらいなので、ほぼ必要ない機能かも。

Amazonサイトに説明がありました。

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