120年に一度と言われている竹の花が開花するイベント!と思われる現象に遭遇しました。
今、日本中に生えている竹の一部の種類が次々に花を咲かせ、その後枯れてゆくという現象。
一年以上前のNHKのサイエンスZeroで、紹介されていましたが、私の身近でも遭遇しました。
本日、用事を済ませてスーパーカブで走っていたところ、ふと、道端に茂っている竹の色が変わっていることに気づきました。
これが、竹の花?と、バイクを止めて観察。緑の葉がちょっと茶色っぽくなっています。近づいてみると、竹の枝の様子が違う。
近づいてみると、通常竹は、一つの節から日本の小枝を伸ばして、その先に更に枝が出て葉を付けるのですが、そうなっていません。下写真の赤線のように小枝が伸びます。
その小枝はあるのですが、葉の周りに茶色いムカデのようなものが付いています。これが竹の花のようです。花の量が多いと次の写真のように、茶色い花が緑の葉を覆ってしまっています。
花の部分を拡大すると、こんな感じ↓。
120年に一度くらいのイベントなので、竹が花を咲かせる仕組みはまだわかっていないそうです。120年だから一人の研究者が観察し続けることが出来ません。地方によって同じ種類の竹の開花のタイミングが異なるなら、チャンスが増えますが、そうはなっていないみたい。
120年周期ってことですから、竹の花を一度も見ずに、一生を終える人間も相当するいるはず。今回は通りすがりでしたので、あまり近づきませんでしたけど、自宅近くの竹が開花したら、もっと近寄って見てみよう!