エコキュート:突然、室外機下が水浸しに

朝、屋外に出てみるとエコキュートの室外機下が水浸しになっていました。

エアコンの室外機同様、外気温が低く湿度が高い時間に暖房・給湯のための動作を行うと、室外機ラジエーターが結露するため、大量の水分が室外機下部から排水されることがあります。通常はドレイン排水溝から排水パイプを伝わって下水道(我が家の場合は小川)に流れ出すのですが、今回は室外機下のコンクリート上に垂れ流されています。

結露水じゃなくて、給湯パイプの方の故障?

水浸しになっている位置から考えるとドレン水の可能性が高いと思うのですが、動作中じゃないのでよくわかりません。

ラジエーターに如雨露で水をかけてみたところ、、、、、水は排水パイプから流れ出さず、室外機下から漏れ始めました。原因はドレインパイプ詰まりで確定のようです。

施工した水道工事屋さんに頼むこともできますが、ドレインパイプ詰りくらい自分で何とか出来るでしょう。

しかし、室外機底部を覗き込んで排水部分が見えるものの、どういう取り付け方法になっているのかよくわからない。ラジエーター側からはアクセスできないし、プロペラ部分からもよく見えない。施工マニュアルを探し回り、見つけるのに相当時間が掛かりましたが、単純にはめ込みプラスチックで取り付けられており、内側からネジ留めなど固定されていないことがわかりました。そりゃそうですよね。わざわざラジエーターを取り外して固定するような面倒くさい設計にはなっていないはずですから。

室外機下に手を伸ばし、てこの原理でドレインパイプを取り外してみたところ、、、、、ヘドロ状のドロッとした物体が排水口を覆っていました。

やっぱり、パイプが詰まっていたことが原因でした。数日前までは完全には詰まっていなかったんでしょう。それまでは湿度が低かったから、ドレイン水は発生するものの、何とか排出されたり蒸発していた。それが、ここ数日暑くなり、突然湿度が高い空気が流れ込んで大量に漏れだし、目に触れることになったようです。

取り外したドレンパイプ反対側から水を流し込み、ヘドロを排出。パイプ詰りが取れたことを確認して元に位置に取り付けました。(が、これに一番苦労。取り外しはゆっくり引っ張るだけでしたけど、取り付けは、手を伸ばした状態で穴を探してはめ込まないといけないので力が入らない。パイプを排水管に挿入するのも暗くて狭い位置だし、、、、10分くらい悪戦苦闘して取り付けました。あとで体のどこかが筋肉痛になりそう。)

そして、再び如雨露でラジエーターに水をかけて、室外機下に漏れ出さないことを確認して、水漏れ対策完了。メンテナンス作業時間自体は15分くらい。情報を探すのに、数時間かかりました。

ダイキンのエコキュートを取り付けてから約10年で、この間故障なく動作してくれています。この水漏れが初めてのメンテナンスらしいメンテナンスとなりました。

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