2021年夏に購入した角目スーパーカブ90カスタムですが、買い物バイクなので走行距離があまり伸びず、ようやく購入してから 1,000km 走行しました。そして、購入店で初回オイル交換を行ってきました。
オイル交換してもらっている最中、手持ち無沙汰なので店内の展示バイクを見学していたのですが、レストア中のスーパーカブに遭遇。
昨年時点で、レストア中のスーパーカブがあることは知っていたのですが、まだ完成まで遠い状態だったことから、ちゃんとした元の姿に近いのを見るのは今回が初めて。
レストア中で、展示してあるわけじゃない状態のものを隙間からパチリ。写真ではわかりませんが、現代カブより一回り小さく見えます。そして、すべてが細い。
続いて、ハンドル回り。
55cc OHV エンジンで、点火できるということでエンジン音を聞かせてもらったところ、心地よいポコポコ音が響いてきました。
オドメーターが 4桁しかないし、ニュートラルランプはヘッドライト上の赤ランプ。速度警告灯かと思っちゃいましたが、そんな機能が無い1960年代のもの。恐らく1964年式 C105 55cc。
室内に展示している分には話の種になるし、話題は尽きない。完全レストア後にもう一度お目にかかりたいものです。
ゆっくり考えてみると、、、
原付二種なので、レストア後は堂々と公道を走れるわけですが、電装系が6Vのため、日常使用すると維持が大変そう。もし、どこかの電球が切れてしまったら、、、、、、交換パーツが入手が困難な場合も起こりえます。方向指示器のランプなんて見たことがない円柱ヒューズみたいな形状のものが付いていました。
バックミラー取り付け用穴はネジじゃなく、ただの穴。ネジ溝が無い!穴の上下のナットで締め付けて固定するんだそうです。もし、転倒させて、バックミラーが割れたら、、、、どうやって交換パーツを手に入れるの?
所有するのはいいけど、維持するためには、故障するかもしれないパーツの予備を一セット準備しておくくらいのことをしないと、電球が切れたら廃車ってことになりかねません。怖い怖い。
こういうモデルは、バイク屋さんのショウウィンドウに展示してあって、時々イベントで動いている姿を見ることができる状態っていうのが一番いいのかも。
でも、初期型スーパーカブ、カブ好きにはたまらなく、いいわ~。
オイル交換に行って、いいものを見学できました。