バイク:オートバイハンドルアナログ時計、電池交換

時計表示が無い古いモデルのバイクや、スーパーカブのようなシンプルモデルに取り付けて使うバイク時計。22mmΦのバーに取り付け可能です。

 

バイクハンドル時計

これの欠点の一つが、電池交換が必要なこと。バイクメーターに内蔵されている時計なら、バイクのバッテリーから電源を取るので、時計が進んだり遅れたりすることはあっても、止まることはありません。後付け時計の場合、約1年おきに電池交換が必要になりますが、この作業が面倒臭いんですよねぇ。2,000円以上の割と高級タイプなら電池交換一択ですが、約1,000円の中国製安物インチキ防水バイク時計となると、新しいものを買って交換するか時計屋さんに電池交換依頼するか悩む金額です。自分で行うなら電池代だけで済みますけどね。

私は、下写真の安物バイク時計を使っていますが、裏返して時計部分を外すると、普通の腕時計です。防水設計されたバイク時計ではなく、防水機能がない腕時計を丸ハンドル取付ケースに挟み込んだだけ。

バイクアナログ時計単体 バイクアナログ時計、台座部分 裏面図 台座から取り外したバイクアナログ時計 バイクアナログ時計単体裏面

こういう作りなので、いつ止まってもおかしくないのですが、約2年間使い、雨の日走行も行いましたけど、水の浸入無し。腕時計にシリコンリングを巻いただけのインチキ防水なのに、走行中におおよその時間を知るという意味ではちゃんと役割を果たします。
ただし、同型製品にはサイズのバラツキがあり(計4個購入)、購入タイミングや出展者によって台座と時計の隙間がバラバラなので水の浸入を許す場合があるかもしれません。

先日、この時計が電池切れで止まってしまいました。
このバイク時計の電池切れ兆候は、ある日突然、10分以上の時間の遅れが発生しており、一週間以内に完全に止まります。

台座ごとハンドルから取り外し、時計部分単体にした後電池交換しないといけないのが面倒。まあ、これはバイク電波時計でも同じなんですが、ベースが腕時計なのでその先の電池交換がしんどい。電池交換は、今回で3回目なので、マジで捨てようかと思いましたが、使い捨て文化は良くないと、思いとどまりました。

交換用ボタン電池があるうちは、使い続けましょう。

まずは、裏返してシリコンリングを取り外し、竜頭の部分に精密ドライバーを差し込んで、裏蓋とフレームの間にちょっとだけ隙間を作ります。

バイクアナログ時計から防水用シリコンリングを取り外す バイクアナログ時計の裏ブタを開ける

下写真は裏ブタを開いたところ。電池パッケージとのサイズ比較。

裏ブタを開いたところ。電池パッケージとのサイズ比較

精密マイナスドライバーでボタン電池を取り外します。取り外しは簡単ですが、男の指では新品電池を入れるのが大変。ピンセットが欲しいところですが、ドライバーのマグネットで代用できます。

腕時計電池交換には先端がマグネットの精密ドライバーが必須ツール

電池を戻して、裏蓋を閉じ、時間を合わせて台座に戻して作業完了。

時刻を合わせてバイクアナログ時計をフレームに戻した

2年以上外で使用した結果、バイク前方クロムメッキが剥がれてきていますが、台座と時計は別のフレームなので時計機能や防水効果には影響なし。

後付けバイクハンドル時計のもう一つの欠点は、夜間走行中、盤面が暗くて時間を読み取れないこと。説明には夜光塗料が塗ってあると書いてありますが、役には立ちません。
なので、夜間走行をしない近場走行用のバイクや自転車に取り付けるのがいいでしょう。

さて、元に戻しましょう。

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