スーパーカブ90カスタム: インナーバスケットを取り付ける

スーパーカブ90カスタム 角目HA02 にフロントスクリーンを取り付け、ついでにクランプバー+バイク時計、冬支度用のハンドルカバーを取り付けました。

次に、インナーバスケット を取り付けることにします。

新聞配達用の中型フロントバスケットを取り付けた角目スーパーカブ90カスタム

ホームセンターでの買い物などに備えて、スーパーカブ90カスタムには、大型フロントバスケットを装備しています。
このサイズのバスケットはとっても便利で、先日、ホームセンターで、バケツを購入した時もフロントバスケットに入れて帰りました。サイズはいいのですが、問題もあります。

ホンダ純正小型バスケットには上部にバネ方式の天板がありますがこのバスケットにはないため、バスケットに入れた荷物が軽い場合、風圧や衝撃で簡単に跳び出してしまいます。対策に、今はゴムネットを装備しています。
これで内容物が跳び出す心配はないものの、バスケットの中で暴れ回ります。特に風圧の影響は大きく運転していると気になります。
ここしか格納場所が無いので、汚れをふき取るボロ布、運転用手袋、荷ゴムひも、水入りペットボトルなど必要なものをフロントバスケットに入れていますが、中を動き回ります。

それを、普段はフロントバスケットを空っぽ状態にしておいて、帰り道だけ荷物を入れるようにしようと思います。では、普段小物をどこに置いておく?

インナーバスケットに入れておきましょう。

Amazonでスーパーカブ90カスタム HA02用インナーバスケットを探すと、「クリッピングポイント製 インナーラック 適合車種:スーパーカブ90」が見つかりました。これも選択肢なし。

スーパーカブ110 JA44 ではアウトスタンディング製を購入しましたが、HA02ではこれしかないので、クリッピングポイント製を購入しました。到着したので、取り付けてゆきます。

風防のように、組み立てる作業は必要ありません。以下、ノーマル スーパーカブ90 カスタムのレッグシールド取り付けネジを2か所取り外して、そこに付属ボルトで締め付けるだけ。レッグシールドに穴は空けません。

インナーラック取付前、スーパーカブ90を内側から見たところ

付属説明書

付属説明書

下写真のネジをサイズ10のレンチで取り外します。空いた穴に、バスケットを固定します。

予想通り、ここで何点か問題が。
インナーバスケット最上部がレッグシールドと、かなり干渉します。レッグシールドは柔らかいので、押し付ければ固定できます。(中古購入時の走行距離の割にレッグシールド新品だったので、オリジナル時と異なる形状のものが使われているのかも。ホンダロゴ入りの純正品ですけどね。)
上部はぶつかるのに、それ以外の場所では隙間ができます。当然ですね。レッグシールドにはアールがあるのに、バスケットは直線。どこかでぶつかります。

インナーラック最上部とレッグシールドが干渉する

二つ目は、付属取り付けネジがプラスネジだということ。
プラスネジ自体は問題ないのですが、ドライバーで締め付け作業するスペースが無い!

インナーラックをプラスネジで固定する

ドライバーを突っ込んで作業するスペースが無く、やむなく先端ビットを取り外してプラスドライバー先を手で回して、締め付けられるところまで締め付け、そのあと軸が短いドライバー探して締め付けるか、フレキシブルドライバーを買ってくるしかありません。

プラスネジビットで途中まで締め付ける。

ある程度締め付けたところで、付属ネジはやめて、やっぱりオリジナルのボルトで締め付けることにしました。万が一、外で、インナーバスケットをメンテしなくちゃいけない状況になった場合、車載工具がありません。メンテナンスを考えると、車載工具で扱えないといけません。(右側に付いていたJ型クリップが余ってしまった。)

インナーバスケットとレッグシールドの間にはレンチ一枚分の空間ができる

インナーバスケット最上部がレッグシールドと干渉するので、バスケットをレッグシールドに固定するための穴部分では、レンチ一枚分の隙間ができてしまいます。まあ、この隙間から落ちるようなものをここに入れることは無いでしょう。

結局スーパーカブのネジでバスケットを固定した

結局、元々レッグシールドを取り付けていた純正ねじでインナーバスケットを車体に固定しました。左右二か所。これなら車載レンチで取り外し、取付できますからね。

プラスネジにするんだったら、インナーバスケットの外側から取り付け取り外しできるように、メッシュ部分に穴を開けて欲しわ。

作業時間は約1時間。撮影しながら作業を進めていて、一度、付属プラスネジで固定していたのをやめて、オリジナルのネジに戻したりしていたので、作業時間は長めです。取り付け結果が分かっている場合は、30分以内の作業でしょう。

下写真が、インナーバスケット取付作業が終わったスーパーカブ90カスタム。

スーパーカブ90カスタムにインナーバスケットを取り付けたところ

作業完了。

この後、今までバスケットに入れていたものを、インナーバスケットに移動して、フロントバスケットは空っぽの状態にしました。

そして、最初のお買い物。セブンイレブンでの買い物帰りの正面写真と左側面写真。

冬支度をしたスーパーカブ90カスタム

スーパーカブ90カスタム、フロントバスケットとインナーバスケット

フロントスクリーン取付により、バックミラーの取り付け位置が変わり、バックミラーへ振動が出る運転速度も変化しました。

取り付け後の走行結果は良好。フロントバスケットに何も入っていないので、停止時バイクの取り回しが楽です。お店にバイクを止めているとき、ハーフヘルメットをバスケットに突っ込んでおきますが、他に邪魔になるものが無いので楽。まあ、このヘルメットならコンビニに入るときわざわざ脱ぐ必要はないのですけどね。

風防があるおかげで、50km/h 以上での連続走行もあまり苦にならない感じです。60km/h走行は燃費が悪くなるからあまりしたくないのですが、胸に当たる風圧がなくなり60km/h走行が苦にならなくなりました。一度にショートバイザーとハンドルカバーも取り付けたためか手に当たる風圧もなくなり、HA02の冬支度は完了。(スノータイヤを履かせるのはJA44の予定。)

最終的に、スーパーカブ90 カスタムがどうなったかというと、下のようになりました。

フロントスクリーン、インナーラック、ハンドルカバーを取り付けたスーパーカブ90カスタム HA02右側    フロントスクリーン、インナーラック、ハンドルカバーを取り付けたスーパーカブ90カスタム HA02 左側

 

HA02の次に手を加える候補としては、

  • LEDヘッドライト
  • キャリア拡張

あたりかな。

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