スーパーカブ C50: 復活への遠い道のり:穴あきマフラーを交換

スーパーカブ50は運転するには支障ないものの、エンジン回転数を上げるとボコボコと大きなノイズを出してしまうためマフラーが復活への次の課題となっています。
次の写真のように、マフラー途中にヒビがあります。更に下はどうなっているやら。

ホンダ スーパーカブ50 C50-Eマフラー HMGK4 HONDA SANKEI 2183

先日、バイク屋に状況を伝えて交換の相談をしたところ、純正パーツでの修理には1万5千円以上掛かるとの大雑把な費用見積もりをもらいました。このスーパーカブ50の復活には、すでに2万円以上掛けているので、更に15,000円以上費用が掛かる修理は非常に痛いところ。いずれ、他人に譲る前提で、今は自分で乗る予定でいます。
幸い、マフラーのパーツ番号は、「HMGK4 HONDA SANKEI 2183」とわかっているので、パーツだけ購入できないかとWeb検索してみました。
残念ながら、同一型番のパーツはオークションに上がっている中古パーツしか見つかりませんでした。しかも、完璧なものは無く、値段も高い。

幸い、Amazonで、スーパーカブ C50-E で使えるんじゃないかと思えるパーツが見つかりました。それは、「バイクパーツセンター マフラー ホンダ スーパーカブC50対応 2035」というパーツ。

残念ながら HMGK4 HONDA SANKEI 2183 と完全に同じなのかどうかは確認できないものの、

  • 【参考適合車種】 ホンダ(HONDA):スーパーカブ50 C50/AA01
  • 高品質の純正OEM商品

というところに期待して購入しても良いのではないかと考えました。バイク屋さんには、正規パーツならスコンと取り付けできるけど、社外品は必ず調整が必要になる って、毎回言われますからね。

C50ってかなり息が長いモデルだったため、Amazonの出展者コメントの内容から、純正パーツのOEMならぴったり合うんじゃないか? と購入を決断しました。すべてのC50が同じ仕様ならいいのですけどね。約3,200円なら、失敗してもビニールシート固定用のおもりとして使ってもいいか!って覚悟してね。
製品のユーザーレビュー欄に取り付けに関するネガティブなコメントが多く書き込まれていたものの、C50/AA01 に対応したものを別のモデルに接続しようとしてトラブっているだけに見えます。

本日、商品が届いて早速交換作業を開始。

バイクパーツセンター マフラー ホンダ スーパーカブC50対応 2035

まず、マフラーの穴ですが、カメラで地面方向から撮影してみると、、、

HMGK4 HONDA SANKEI 2183に大穴発見

こりゃ、アクセルを開くとやかましい音がするわけだ!

まず、ネジ6個を取り外してレッグガードを外しました。これでマフラーに簡単にアクセス出来るようになりました。

スーパーカブ C50のレッグシールドを取り外したところ。

そして、マフラーを取り外します。この時、マフラーとエンジンの接続部分を撮影しておけば良かったのですが、それを忘れてしまい、正しく取り付けできた場合の位置がよく分からず、バタバタしました。

取り外しは、エンジン排気口のネジ2個(M10)とフットレスト後部のネジ1個(M17)を取り外せばOK。エンジン側の口を下に向けて、ブレーキペダルとフットレストの間から取り出します。マフラー入り口はススで真っ黒け。

スーパーカブC50の新旧マフラーを並べてみたところ

新旧マフラー形状を比べたのが上の写真。回転位置が少し異なるので見え方が異なりますが、同じに見えます。しかし、新マフラーには車体と取り付けるためのブラケットは付属していないので、旧パーツから引っ越す必要があります。

ここで小さな問題が発生。
純正マフラーに付いているブラケット用ナットはM12なのに、新マフラーに付属しているナットは、M12とM14どちらのボックスレンチにも合わない!なぜ???M13のボックスレンチなんて普通使わないよね?
仕方ないのでスパナを使ってネジを緩め、オリジナルのネジを使ってブラケットを取り付けました。新しいナットをスパナで取り付けても、運転時にネジが緩んでしまった場合、工具がなくて締め直せないって事になっても困りますから。

バイクパーツセンター マフラー ホンダ スーパーカブC50対応 2035付属のナットは使わない

このあとは、元の位置に取り付けるだけですが、さて、ねじ穴の位置が合うか?また、ブレーキやキックペダルアームと干渉しないか?

取り外す前に取り付け位置を撮影してなかったことからちょっとバタバタしたのですけど、元の位置に戻すことが出来ました。

交換マフラー装着後のエンジンとの接続状態

マフラー交換終了。

懸案だったブレーキペダルやキックペダルとぶつかることもありません。エンジンを始動してみましたが始動に問題なし。排気音も先ほどまでより静か!

テスト走行して、振動とネジの緩みを確認したかったのですが、あいにく雨が降り始め、テスト走行は延期。

これで、機能しなくなっていたパーツ関係は、環境に配慮し安全運転するために懸案だった項目は全て解決したことになります。
次に取り掛かるとすると、シートの小さな破れ補修、エアクリーナーの状況確認(レッグシールドを取り外した時に見ておけば良かった〜。)くらいかな。

空き地で、エンジンを掛けて、カブを周囲から撮影した様子を以下に貼り付けておきます。

そうそう、マフラー購入時にガスケットも一緒に購入すべきか?ということですが、私はマフラー単体を購入しました。交換後カブでバイク屋さんまで走って行き話をしたところ、スーパーカブ C50のガスケットはかなり奧にあり慣れないと簡単に取り外せないとのこと。よく見掛けるのが、個人で交換してガスケットを二重に取り付けているケースだそうです。私のマフラー固定位置を確認してもらって、「これくらいでいいんじゃない。」ってコメントをもらいました。ひと安心。

 

コメントを残す