最後に原付自転車を運転したのって、いつなんだろう?
恐らく30年以上前だと思いますので、原付の運転感覚なんてとっくに無くなっています。
このスーパーカブ50 C50-E、1983-1985年に製造されたモデルのはずなので、私が原付を運転していた頃のものっぽい。ミッションは3段変速。どんな乗り心地でしょう?それを知るために、約1万5千円、お金をつぎ込んでしまいましたので、テストドライブは楽しみですが、原付二種のように道路の真ん中を走るわけにもゆかず、ドキドキもします。
運転してみると、、、、
乗り心地は、スーパーカブ110 JA44 に三速シバリ、50km/hシバリ したような感じでした。
そもそもスーパーカブ110 JA44では一速、二速は発進特化ギアのようなもの。スーパーカブC50でもそれは同様で、力強さは110ccと比べても殆ど違いは感じません。回せばスムーズに吹き上がるものの、すぐに上限に達してシフトアップせざるを得なくなります。
一速、二速で20km/hくらいまで加速し、三速で30km/h に。ここら辺で次のギアに入れたいところですが、ギアを踏み込んでも次のギアは存在しません!なので、アクセルを開くことになりますが、回転数が上がってすさまじいノイズが発生します。JA44を50km/hくらいまで引っ張っている時のような感じ。
50cc という排気量から、アクセル追従性の悪いトロトロした加速をイメージしていましたが、そんなことはありませんでした。
スーパーカブ50の走りはスーパーカブ110 を三速キャップした感じ
我が家の周囲のように信号が殆ど無い田舎道では実力を発揮できそうにありませんが、信号だらけの都市の交通なら、カブ50ってすごく合っているような気がします。
ただ、ブン回さないといけないので、燃費が悪い走りになると予想されます。
それから、フロントクッションが古い仕様。現在のスーパーカブは車輪がフロントフォークに直接固定されていますが、C50はフロントフォークからサスペンションアームを経由するリンク式なので、停車中の取り回し感覚が少し異なります。リンク式のため、前輪ブレーキを掛けているのに車体が少し動く感覚というのはちょっとイヤ。
本日のスーパーカブ50の様子
右側から撮影
次のメンテナンス箇所
30km/h を越えようとすると、ノイズが大きくなって、とてもじゃないけど50km/hや60km/h では走行する気になりません。法定速度越えでもあります。それにしてもエンジン音が大きすぎるのは、マフラーが劣化していることによるところが大きい気がしています。
前輪タイヤもそろそろ新品に交換する方が安全っぽい。
しかし、追加コストが発生しますので、いつ、どこまでちゃんと動くようにすべきか悩むところでもあります。レストア作業はなかなか楽しいですが、合わないパーツをオーダーしてしまうのが怖い。
ババ引いちゃったのかな〜。
今日はバッテリー交換、オイル交換したところで、にわか雨となり、平地しか走れなかったので、次回は山道をテスト走行してみる予定です。
そうそう、バックミラーが昔仕様の右側にしか付いていないタイプなので、ちょっと不便です。これに関しては左右共に取り付ける予定です。(カブ用ミラーは安いから。)