予定外のバイクが一台、我が家にやってきました。
近所の家を訪問した時に、乗る予定がないカブがあって、オーナーからどうやって処分するか調べるのが面倒なので持って帰ってくれたら助かる という流れになって、我が家にスーパーカブ50がやってきました。
近所の人がカブを持っているのは知っていましたけど、検索すれば処理方法はなんとかなるだろうと、我が家に持ち帰りました。稼働していないバイクを見ると何とか動かしたくなるんですよねぇ。
走行距離が約5,500kmで、私が昨年購入したスーパーカブ110 JA44よりも走行距離が短い!これは、私が乗るとは限らないとしても誰かが乗るようにしたい!
埃や汚れはあるものの、洗車すればピカピカになりそうな雰囲気。
しかし、調べて行くと、
- 燃料噴射じゃなく、キャブレター車。チョークレバーが付いているわ。(久しぶりに見ましたが、これくらいはいいでしょう。)
On/Off/Reserve 燃料コック付き。これも久しぶりに見ました。 - ヘッドライト常時点灯じゃなく、ヘッドライトのOn/Offスイッチ有り。またポジションライトが付いている。(1990年頃のモデル?30年以上前のモデルの可能性有り!)
ウィンカーは、ハンドル右グリップ側で、上で右折、下で左折。 - まさか、バッテリーが6Vってことは無いよね?6V車はヘッドライトが暗すぎる。
開いて見たら、予想は的中。6Vでした。。。。。
バッテリー液は既に無く、バッテリーが完全に上がっています。
キャブ車なので、とりあえずエンジンが掛かることは確認できました。ヘッドライトは点くが、ウィンカーは点灯するものの点滅しない。 - 「C50-E」と燃料タンクにシールが貼ってあります。燃料計もタンク上部にありました。
- まさか、アニメ「スーパーカブ」の小熊ちゃんのものとほぼ同じモデル?(かと思いましたけど、Web検索してみるとそれよりももっと古いモデルのようです。)
- 1984-1985年の間に生産されていたスーパーカブ50 A-C50型(C50-E)の可能性が高いと判明。
今、廃車状態でナンバープレートが無く、当然自賠責保険も無い状態なので、自分でバイク屋に押して行くか、バイク屋に取りに来てもらう必要があります。
車は持っていないので、自走して行くなら、バッテリーの交換、オイル交換、一時的にでも自分用の車体登録してナンバープレートを取り、自賠責保険に加入する必要があります。最高速度30km/hで公道を走るのは辛いな〜。
バイク屋に依頼するなら、引き取り経費を支払って、その後で動かすなら、自賠責保険と更に整備費用を払わないといけない。
既にカブを2台所有している身としては、3台目を持つ必要ある?と自問自答をしてしまう。
カブを駐輪場で腐らせたくはないと引き取ったものの、廃車処理済みのバイクを再稼働させようとするとかなり大変だということが判った一日でした。
でも、旧モデルカブの情報を調べて、公道を走れるようにするために何が必要かと一つ一つ考えて行くのは結構楽しいイベントです。お金さえ掛ける気があるなら、110ccにだって出来ることも判明。(最初から110ccの中古カブを購入する方が安くないかい?私はJA44があるからやりませんけど。)
この後どうするかは決まっていませんが、明日から、まだ、お金を掛けない範囲でメンテナンスと掃除してみようっと!