スーパーカブ: C125 に Givi製風防を取り付ける

先日のC125の積載スペース拡張後、残っていた課題の一つ、風防を装備しました。
私の生活エリアではバイクの風防は必須アイテム。風防がある方が運転が楽ということもありますが、何よりも春、夏、秋の虫との衝突を避けるために必要です。虫との衝突は、怪我をしなかったとしても衣服に体液をぶちまけられるので避けたい。夜間走行中、突然シールドからパカ〜ンって音がすると、ドキッとします。

スーパーカブC125には純正の風防がありません。風防を装着するには社外品パーツを使う事になります。手としては、

  1. 複数メーカーから発売されている C125専用フロントスクリーンを利用する
  2. スーパーカブ110用に販売されているスクリーンを流用する
  3. 汎用のスクリーンを利用する

のいずれかになります。

上記1 のC125専用として販売されているフロントスクリーンを利用するのが最も簡単です。ただし、まだ価格が高い!スーパーカブ110用スクリーン価格の2倍くらいするものもあります。
2のスパーカブ110用に販売されているもの、または、3の汎用のスクリーンを流用できるならコストを安く抑えることが出来、私もスーパーカブ110用を流用するつもりで検討してきました。

しかし、検討して行くにつれ、JA44などで使えるものをC125に転用するのは形状を変換するのにコストとリスクが掛かるって事がわかりました。

C125のバックミラーは10mm 逆ネジ、スーパーカブ110 JA44のバックミラーは 8mm 逆ネジ

C125のバックミラーパーツ構成

なのでスーパーカブ110 に取り付け可能となっているものは、シールドステイの固定穴は8mm の可能性が高い。径を変換する他、穴を10mmに広げる必要が出て来ます。更に、ミラーを外側に出すためにバックミラーのオフセットホルダーが必要になります。

C125のバックミラー穴径を一度10mm正→8mm正 にアダプターで変換し、その後で全て 8mm パーツで組み直せば調整は必要なもののスーパーカブ110用パーツが使えるはずです。その場合はミラーをC125純正10mmから8mmに変更しないといけませんし、オフセットホルダーでミラーを外側に出す必要があることに変わりなし。

どちらにするにせよカブ110用か汎用シールドの他、径と正逆変換アダプターが4個くらい、オフセットホルダーが1セット、8mm系に統一するならバックミラーも1セット必要。シールドを安く抑えてもアダプター類がこんな数必要になるなら結構な追加コスト(4,000〜6,000円くらい)になりそうです。

これを全て考慮してパーツを集め、それでもシールドとヘッドライトの間の形状に大きく隙間が出来ることを我慢しないといけません。(スーパーカブ110はフラットハンドル、C125はY字ハンドル。)

バックミラーのオフセット付きのGiviのC125用シールドが 17,800円なので素直に、これを使うのが最も安全なのでは?と思い直しました。

購入したのが以下のもの。17,800円也。

本日、製品が到着し、早速、スーパーカブC125に装着を始めました。
大きな段ボール箱に、以下のように梱包されたものが入っていました。工具は入っていません。14mm レンチ x2(ミラー取り外しに2本あると便利)と 17mm のレンチ、4mm の6角レンチ(シールド取り付け)が必要になります。

Givi 2BJ-JA48 C125用ウィンドスクリーン

C125のバックミラーと、バックミラーアダプターを外して、まずは、バックミラー穴にステイの仮留め。左右とも行います。

バックミラーを取り外し、ミラー穴にステイを固定するバックミラーは、ミラー穴にオフセットホルダーをセットするようになっています。シールドステイのため、フロントディスクブレーキ用のブレーキフルードカバーが塞がれてしまうので、フルード交換メンテナンスの前に何か対策しておかないと、工賃が高くなるかもしれません。

ステイにオフセットホルダーを固定する

ステイにはめ込まれたスクリーン用のプラスチックネジ受けですが、これはネジ溝が切られていなくて、力でねじ切って行くことになり、これにネジをはめ込むのが一番力が必要でした。一人で作業するにはパーツを固定する手が足りない。とりあえず、スクリーンに2個ネジをはめ込めれば一段落。あとはゆっくりネジを固定してゆくだけなのですが、スクリーンをうまく固定する角度を見つけるのには苦労しました。

スクリーン仮留め完了

スクリーンを固定できたら、次はバックミラー。
オフセットホルダーは、ただの穴なので、バックミラーは、裏側からナットで締め付ける必要があります。Giviのキットに逆ネジナットとスプリングワッシャーが付属しています。

オフセットホルダーにバックミラーを取り付けるついでに、スマートフォンホルダーを取り付けておくことにします。
スマホホルダーを取り付け可能な位置は、オリジナルのミラー穴か、オフセット後のミラー穴のどちらかになります。オリジナル位置に固定するにはもう一度ボルトを抜かないといけないし、ホルダーを交換したりするのに不便なので、オフセットホルダーのミラー穴に固定することにします。この作業もなかなかいい角度が見つからず、妥協した取り付け方となりました。

ついでにハンドルカバーを取り付けました。

そして、ようやく、フロントスクリーン取り付け完了。(まだステッカーを剥いでません。)
最終的に、オリジナルのバックミラーアダプター(10mm正→10mm逆)が余りました。C125を手放す時に元に戻しましょう。
初回だったため、作業時間は2時間オーバーでした。2時間半までは掛かっていません。腕がもう一本あれば、もっと早く取り付けが終わったことでしょう。

C125にフロントスクリーンを装着完成

C125専用なので、ヘッドライト上部とシールドスクリーンの間の隙間が最小になっています。

右前方から見たところ。ぱっと見た感じ、廃車にした JA07っぽい

givi ウィンドスクリーンを装備したスーパーカブC125

なかなか良い感じ。

これで、残っていた課題のうち「風防を取り付けたい」と「バックミラーで後ろが見えない」が解決しました。

翌日、テストで70kmくらい走ってみたところ、フロントスクリーン、右ミラーにマウントしたスマホホルダーに振動が出ます。法定速度内では常に振動している感じ。ただし、あまり気になる振動数じゃないので、これで取り付けネジが緩んでしまうかどうかはもう少しモニターが必要になりそうです。

おまけ

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