中国製怪しいLGA775マザーボード D-G41AGB3

今頃になってLGA775マザーボードを購入してしまいました。


Core2Duo + 4GB DDR2 メモリの構成で運用しているPC(Vostro220s)があり、現在ちょっとした問題を抱えていて、それを解決する方法をいろいろ考えています。
手間を考えれば、LGA115x マザーボードにアップグレードするのが時間も手間も省ける最も良い方法だとわかっていますが、解決出来ない問題を抱えたままにしておくのも気分悪いし、今のサーバー構成のパフォーマンスが丁度いいくらいなので、このまま LGA775 Core2Duoで使い続けようと思っています。ただし、時々大量のスワップが発生するので、メモリだけ8GBへ増設できればという目算。

今でも簡単に入手出来るDDR2 DIMM モデルは2GBが最大容量。時々4GBタイプを見掛けますが、AMD CPU専用だったりメーカ純正で高額だったりします。Amazonでパーツを探してみたところ幸いまだ新品LGA775マザーボードが売られています。DDR2メモリサポートのLGA775 ボードの大半は2スロット。なので、今よりたくさんのメモリを積むことは無理っぽい。と、思っていたところ、2スロットであるものの、サポートメモリがDDR3のボードが見つかりました。DDR3なら8GB DIMM まであるので、これはいい!とオーダーしたのが、上記のマザーボード。(どうも、一つのマザーボード?のバージョン違いが、いろいろなショップから展示されているだけのようで、元は一つのようです。なので、一番安いのを選ぶのがお得。)

先日製品が届いて、本日、準備したその他パーツと共に動作確認を行っていますが、失敗したかな〜と問題点などをメモに残すことにしました。

そもそも、購入したパーツ紹介ページ https://amzn.to/3iRu3rQ に、パーツ番号やメーカー情報が無い!
まあ、製品が届いたあとマニュアルを読めばいいか! とパーツ番号が無いことは気にしていなかったのですが、ボードが到着したらマニュアルが付属していない!
それでもマニュアルが必要なのは、組み立て時だけで、普通は必要な情報がPCB基板上にも印刷されているので、小さな文字を探さなくちゃいけないことを除いてはあまり困りません。このボードも必要なジャンパー情報はボード上に印刷されていたものの、フロントパネルジャンパーの情報だけが見つかりません。LGA775/771切り替えジャンパー、Audio Pin, USB, スピーカーピンの情報はあるものの、Power Switch, Reset, Power LED, HDD LEDがどのピンなのかわからない!搭載可能な最大メモリ容量もわからない!DDR3対応というだけで最大4GBということもあり得る。最大4GBなら購入した意味なし!

ここで、どうしてもパーツ番号が必要になりました。PCB上の情報を探してみると、小さく「D-G41AGB3 v1.01」と書かれていることがわかりました。Webで検索しまくって、一番参考になるページに見えたのが以下のURL。

https://www.win-raid.com/t6743f16-Resources-Generic-socket-chinese-motherboards-Xeon-Mod-Information-CPU.html

これによると複数ブランドで販売されている、OEMボードのようです。マニュアルは販売メーカーが準備するんでしょうね。販売国で言語も違うでしょうし。なので製造元(サイトが無くなっているのですでに倒産?)は準備していないのかも。

上記URLの情報のおかげでとりあえず必要なことはわかりました。GL40+82801IBM というチップセットを搭載していて、8GB DDR3メモリを搭載出来る模様。

一番の問題が、フロントパネルジャンパーの仕様が不明な点。わからないと電源さえ入れられません。
不明といっても、ジャンパーには色と「+」マークが付けられているので、どれとどれがペアなのか、LEDの場合はどちらが+なのかはわかります。OEM品なので標準配置パターンがあるのかも。
手元に、Asus B75M+ マザーボードのマニュアルがあるので、これを開いてフロントパネルジャンパーヘッドを比べてみると、ペアの関係が同じなので、B75M+ の情報が使えそう。試してみたところその通りでした。

asus b75m plus のフロントパネルジャンパーと同じレイアウト

https://dlcdnets.asus.com/pub/ASUS/mb/LGA1155/B75M-PLUS/J8391_B75M-PLUS_Manual_WEB.pdf

こういう素性のマザーボードですが、ファームウェアの更新が可能らしいという驚きの情報も。
上記URLの情報を元に調査してみたところ、どうも、現時点のBIOSを読み出した後、自分でパラメータを変更して書き戻す方式のようです。今は必要ないので、これは後回し。

ここまで理解するのに3時間くらい掛かりました。この後でPCの組み立て。

昨年中古で買ってストックしておいたCore2Duoを載せて、安物CPUファンを固定。

このCPUファン、LGA775, 115x 対応で、ピンが複数位置の穴に移動できるようになっているため取り付け時にフィット感がなくて、使いにくい。予算が許すなら専用でネジ固定出来るタイプが使い易いです。長期間使うならファンだけ交換可能なタイプが良いのですが、今回はテストボードなので安物を採用。ファン装着に15分くらい掛かりました。

手持ちのDDR3 DIMMを使って 4GB + 4GB = 8GB を認識させることに成功。チップセットの最大容量を使えるようです。しかし、安定しない。
片方の4GB DDR3モジュールがボードと相性問題があるようで、更に別のDDR3 4GBモジュールと交換してみたところ安定しました。交換したDIMMも、D-G41AGB3 上で安定しないだけで、他のマザーボードでは問題なし。D-G41AGB3 のタイミングが厳しいのかもしれません。

今、困っているのが、CPUファン回転数を調整出来ない点。常に最高速度で動き、マニュアル調整しようとBIOSに数値を入れても入力した値が反映されない!なので、今、PCが風切り音でやかましい。

Windows10 Home 2004 インストール用に作ったUSBメモリからは順調にOSをインストール出来ましたが、OSからCPUファン回転数を制御出来なければ、ちょっと困りものです。BIOS更新にチャレンジしないといけないかもしれません。

BIOS情報

ここら辺でBIOSの上位メニューを記録しておきましょう。

Main

D-G41AGB3 bios Main

Advanced
D-G41AGB3 bios advanced

 

PCIPnPD-G41AGB3 bios PCI PnP

Boot

D-G41AGB3 bios Boot

Security

D-G41AGB3 bios Security

Chipset

D-G41AGB3 bios Chipset

 

ExitD-G41AGB3 bios Exit

 

Windows10 Home 20H2 を入れてみたものの、CPUファン速度制御に関する設定は見つからず、騒がしいまま。

せっかく動作確認して情報を集めたものの、この騒音では24時間運用に回せそうにない雰囲気。う〜む。
個人運用なのでこういう怪しい素性のPCボードを購入しても多少は楽しめますが、ビジネスベースでLGA775ボードを使わなくちゃならない状況が起きたとしたなら、ちゃんとした素性のPCボードを買う方がはるかに時間の節約になりますね。

コメントを残す