ラジオクラウド: ver.3.0で使い勝手悪化

TBSラジオがPodcastを廃止した後から、不便ながらも時々TBSラジオクラウドを利用していました。アプリやWebサイトの運用がモバイル専用のラジオクラウド となって ver.2 となったあたりから割と使えるアプリになってきました。iTunesには劣りますが、プレイリストを使えるようになったことが大きい。PC環境で使えなくなったことは残念ですけどね。

Podcastの場合は、iTunesが勝手に番組をダウンロード。聞きたい番組をiTunes上でプレイリストに並べ替えて、iPod nano と同期させて番組管理終了。(PodcastをiTunesで使う場合。自宅パソコンでしかエピソードが管理出来ないという弱点はありますが、24時間分くらいのプレイリストがあれば困りません。)

ラジオクラウドの場合は、聞きたい番組を手作業でプレイリストに登録。お気に入り登録しておけば多少は楽になるものの、バックナンバーを聞きたい時は、目的の番組エピソードを探すのが超面倒くさい。面白い番組を見つけると、過去に遡って全部聞きたくなるわけですが、長寿番組のバックナンバーの場合、見つけやすいのは最新、再古のみ。古い方から10番目ともなると、探すのが一苦労。
また、30分番組で約10MBくらいあるわけですから、Weekly番組の場合、1年分で約500MBとなります。3年分ともなると1.5GBですから、あらかじめ全部ダウンロードしておくわけにもゆきません。
仕方ないので、私は10番組ずつとか1ヶ月分、2ヶ月分単位でリストを作っています。

最初に選択した番組がプレイリスト先頭に登録されるという仕様です。これはとってもお馬鹿な仕様。

普通は、時系列順に聞きたいので、例えば週一番組の場合、TBSたまむすび を例に取ると、13時→14時→15時 エピソードの順にダウンロードします。そうすると、最後に選択したエピソードが先頭に登録されるので、プレイリストには、

  • 15時
  • 14時
  • 13時

という順番でリストが出来上がります。←バカ仕様でしょ。
ですから、聞きたい順の反対にエピソードを選択しなくてはならい訳です。15時→14時→13時 とね。

聞き終わった番組も、最低1番組を消さずに残しておかないと、次回プレイリストを作る時に、どこまで聞き終わっていて、どこからダウンロードすべきか見失います。

多少管理を楽にする方法としては、複数台のモバイルデバイスでプレイリストを管理すること。画面が大きなタブレットで、同じアカウントを使いログインすればプレイリストを管理出来ますので、画面が小さなスマートフォンで全部管理するよりは多少楽です。パソコンの大きな画面で、プレイリストだけ作っておいて、スマートフォンと同期して使えればとっても楽なのですけど、PCサイトは既に存在していません。

とにかくプレイリストの作成が面倒くさい。あまり大きなプレイリストを作ると、スマートフォンの内蔵ストレージを圧迫するし、エピソード再生とダウンロードは分けられているのに、一台のスマートフォン上でプレイリスト作成とダウンロードは一つの作業になるため、リストを作ると内部ストレージを使ってしまいます。

それでも、ver.2 は、聞きたい番組がある場合は不便ながらも何とか使えるレベルでした。

プレイリストにこだわる理由は、バイクでの通勤中にヘルメットスピーカーで楽しみたいから。

運転開始前に、ラジオクラウドからプレイリストを選択して再生開始。そして運転開始。
次にスマートフォンに触るのは、目的地や自宅に到着した時。
運転中に画面を見たり触ったりするわけにはいきませんからね。

先日、気が付くとラジオクラウドのバージョンが 3.x に上がっていました。
何が変わったのかと多少期待したのですが、見事に裏切られました。お気に入りが独立した点が少しだけ使い易くなった箇所で、それ以外は致命的に悪くなりました。

  1. iOS 9.x が未対応となり、iPad2 や iPhone4s など最終OSが iOS9.3.x のiPhone/iPadでは使えなくなった。クラウドへのログインさえ出来ない。
  2. プレイリスト中の1タイトルが終了する毎に広告が挿入され、画面にタッチするまで再生が停止する。(広告にならない場合もあって、広告表示の仕様がわからん。一定時間タッチしなければ、広告をスキップして、再生再開するような機能が必要。)
  3. 広告を終了するボタンの統一性がない。「閉じる」ボタンが画面中央辺りに表示されるのはマシな広告で、左上や右上に「X」ボタンが出ていたり、画面をタッチしないと閉じることが出来ない。中には、ゲーム試用広告のようなものある。毎回、画面を確認しないと再生再開出来ない。
    そもそも、こんな広告の出し方に意味ある?15秒音声広告+リンク表示のような形にならないものか?
  4. モバイル回線パケット切れで低速モードでつながっているケースで、広告表示が遅い!
    番組が終わり、次のエピソードが流れるわけでもなく、画面が変わるわけでもなく、無音状態。最初は一体何が起きているのかわかりませんでした。10秒くらい待つと、ようやく画面が切り替わり始めて、あ〜、広告タイムかと判る。終了時間は判っているんだから、番組再生中から準備しておけよ!
    広告表示にパケットを使っているかと思うと情けない。
    広告表示待ちの期間、途中まで再生済みエピソードの再生開始位置が0:00にリセットされており、広告表示が終わらないと、再生位置が復元されない。
  5. エピソードが、アプリ中にダウンロードされてしまうため、内蔵ストレージの残量が、エピソードを保持出来る容量となります。ROM容量8GBのAndroid に32GB SDメモリをインストールして使ったとしても、SDメモリはエピソード保存用としては使えないため、内蔵ストレージが32GB以上のモデルを使用しないとエピソードの持ち歩きに不自由する。
  6. 詳しいことを確認していないので詳細不明ですが、ログインした回線を使わないと、エピソードをダウンロード出来ないような気がします。
    モバイル回線でラジオクラウドにログインして、自宅のWiFi環境につないだ後、エピソードダウンロードしようとした時、エピソードをダウンロード出来ませんでした。

今、iOS10 の iPhone5s メインで、時々Androidスマートフォンでラジオクラウドを使っていますが、プレイリストのメンテナンスがiTunesの5倍くらい大変。
ラジオクラウドもボランティアではなく、ビジネスでシステムを運用しているわけですから、開発や運用にコストが掛かり、これを少しでも回収したい気持ちはわかりますけど、もっとまともな組織に運営してもらいなさいよって言いたい。
アプリを使ってみると、どう考えたってラジオ番組エピソードを持ち歩くことに全く興味がなくて、実際に使ったことがない人がアプリ開発してるとしか思えないアプリになっています。まあ、最近のiTunesやiOS用Podcastも似たような状況になってきていますが、アプリ開発者が見ている方向は利用者ではなく、開発資金を出している発注者の方だとわかる出来になっています。

ver.2.x から ver.3.x への更新で、質が悪化するとは、、、、

今後もiTunes10 + iPod の組み合わせに勝てる使い勝手のアプリは出て来ないでしょうね。

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