先日購入したホンダSuper Cub 110 JA44 ですが、フロント側のドライブスプロケットを14丁から15丁に交換しました。
慣らし運転は終わり、走行距離も 1,000kmを越え、スーパーカブ110 JA44の力の出方がわかってきました。
購入直後のパワー不足状態を脱し、60km/h 巡航は楽々できるようになってきました。
問題は2つ。
- 60km/h 走行はエンジン音やかましい。
- 燃費が70km/Lに届かない。
50km/h での走行は快適そのもの。できれば50km/hで走行を続けたいのですが、幹線道路を走る場合は法定速度で走らざるを得ないので、60km/h出します。55km/h を越えた辺りからエンジン音が気になり始めます。
60km/h走行でパワーが余っている感じ。もう一段上のギアが欲しい!と感じます。
破損したJA07 は後輪側のギアを2丁落としていた中古車で、高速側にチューンされていたのでとっても快適でした。転倒→廃車が悔やまれる。
モトビルド・フロンティアに相談したところ、前側のギア(ドライブスプロケット)を1丁増やしても効果はほぼ同じで簡単。まずは、15丁ドライブスプロケットを試すことになりました。
JA44ではドライブスプロケットを14丁→15丁に変更すると、ギアの径が少し大きくなるため、スプロケットガードプレートも一緒に交換しなくてはなりません。
ショップで使ったパーツは以下の2点。
私が参考にしたWebページでこの組み合わせが紹介されていたため、キタコと武川の組み合わせになりましたが、キタコ+キタコ、武川+武川 のセットの方がパーツ代は安くなると思います。
作業時間は約30分。パーツ代と工賃で約5千円でした。
さて、乗り心地ですが、
- 低速ではあまり14T, 15Tの違いを感じません。
- 60km/h での巡航が少し静かになりました。
- 今までと同じ50km/hで走っているつもりで、ふとメーターを見ると55km/h くらい出ています。
- 登り坂での登坂能力が少し落ちました。4速走行時、上りでパワー不足を感じます。
- 3速か4速か迷う登り坂は、3速と割り切って走るようになりました。
- エンジンブレーキの効きが悪くなりました。
- 燃費は良くなりましたが、期待したほどじゃありません。今まで68km/Lくらいだった燃費が72km/Lくらいになりました。(←通勤に利用する場合)75km/Lくらいを期待していたんですけどね。もうちょっと気温が上がらないと駄目なのかも。
次の図は、燃費管理サイト「みんカラ」の画面。
5回目まで14Tでの走行。6回目、7回目が15Tに変更後の燃費。
14Tでも慎重に走れば、ぎりぎり70km/L オーバーはできました。15Tではあまり気にしなくても70km/Lを出せる感じ。
もともと燃費が良いバイクですからね。
巡航ライダーや通勤ライダーの場合、15Tへの交換は安い投資コストで簡単に燃費向上させることができるのでお薦め。しかし、坂が多いところを走るライダーや、ストップ&ゴーを繰り返すルート走行、荷物満載のツーリングの場合は、ノーマルのまま運転するのがいいんじゃないかと感じます。
余談ですが、将来チェーン交換を行う場合、スプロケットと一緒に交換となりますので、あらかじめショップに把握してもらっておかないとノーマルスプロケットに戻されてしまうかもしれないという注意点があります。