RadikoPad 開発者の珍宝堂さんから ver.1.0.6 が届きました。
以下は、Readme.txt からの転記です。
ダウンロード
ダウンロードは、RadikoPadのページからどうぞ。
RadikoPad ver.1.0.6 の内容
機能を追加
- コマンドラインによってダウンロードする機能
- ダウンロード終了時に音を鳴らす機能
- 局・時刻プリセットに曜日も登録する機能
不具合の修正
- 番組名に「”」(半角の二重引用符)が含まれていると保存ファイル名で「"」になってしまう
- ダウンロードに失敗して音声ファイルが無い状態で「ツール」メニューから保存フォルダが開けない
放送局を追加
- 高知エリアにエフエム高知(局ID:HI-SIX)
コマンドモード
ver 1.0.6 での、サイト運営者イチオシ機能!
コマンドモードは、RadikoPadを起動することなく、コマンドプロンプトやPowershellのコマンドラインから番組を録音出来るモードです。コマンドモードを使用する場合は、必ずRadikoPadを終了させること。
コマンド書式:
RadikoPad.exe 局ID YY/MM/DD+HH:MM
日付と時刻は、必ず YY/MM/DD+HH:MM 形式で指定します。(もちろん半角)
または、
RadikoPad.exe Radikoタイムフリー番組URL
例)radikopad.exe http://radiko.jp/#!/ts/TBS/20200323173000
番組表XMLをプログラムで直接処理する場合は、こちらの形式の方が便利でしょう。
例えば、TBS の2020/03/16 13:00 から始まる番組を録音したい場合は、次のようにします。
REM RadikoPad のグラフィカルユーザーインタフェースは、終了させておきます。 REM コマンドウィンドウを開いて、RadikoPad がインストールされているフォルダーに移動します。 cd "C:\Users\me\OneDrive\アプリ\RadikoPad" REM 録音したい局IDと開始時刻を指定して実行。 .\RadikoPad.exe TBS 2020/03/16+13:00
これで、目的の番組を録音出来ます。ユーザーインタフェースを立ち上げる必要無し。
さらに、これをバッチファイルにしてしまうと、連続実行できます。
<record.bat> cd 'C:\Users\me\OneDrive\アプリ\RadikoPad' .\RadikoPad.exe TBS 2020/03/16+13:00 .\RadikoPad.exe TBS 2020/03/17+13:00 .\RadikoPad.exe TBS 2020/03/18+13:00 .\RadikoPad.exe TBS 2020/03/19+13:00 .\RadikoPad.exe TBS 2020/03/20+13:00 .\RadikoPad.exe TBS 2020/03/21+13:00
適切にバッチファイルを作れば、(上記の例では)recorde.bat をダブルクリックすれば1週間分の番組ダウンロードが完了!
Webブラウザーに Radiko番組表を表示して、ドラッグ&ドロップして、ボタンをクリック なんて操作は不要になります。
もっと書くなら、Excel の関数を使って、上記のバッチファイルを自動生成するようにすれば、コマンドファイルを作る手間も、短時間で出来ます。聴取したい番組が決まっているなら、録音に掛かる作業時間は1分以下に短縮出来、あとは待っているだけ。(操作時間が短縮されるだけで、ダウンロード時間は短縮されませんよ。)自動処理スクリプトを書くことが得意な人には、超便利な機能です。
ただし、聴く予定がない番組をダウロードするのはやめましょう。サーバーの負荷が無意味に上がってしまいますからね。
録音終了通知機能
録音が終了した時に、音を鳴らす+ポップアップウィンドウを出す機能が追加されました。
複数番組を録音している場合、すべての番組ダウンロードが終わった時点でサウンドが再生されます。
プリセットボタンに機能追加
プリセットボタンは、時刻を記録するだけでしたが、
- Ctrl+Shift+ボタン で曜日を記録出来るようになりました。
- Shift+ボタンで 曜日を加えた時刻の呼び出し
- 従来の使い方 Ctrl+ボタン、ボタン単独 の使い方は、そのままです。
その他のコマンドオプション
- -r : Radikoサーバーと再認証を行います。
RadikoPad v1.0.6 は、起動時毎にRadikoサーバーと認証を行わず、前回のセッションから1時間以内であれば、iniファイルに保存した認証情報を再利用しています。1時間以上経過している場合はサーバーと再認証を行います。
-r オプションを使用すると、経過時間によらず、サーバーと再認証を行います。
例)radikopad.exe http://radiko.jp/#!/ts/TBS/20200323173000 -r
radikopad.exe TBS 2020/03/16+13:00 -r
“ダウンロード終了時に音を鳴らす機能”をリクエストしたのです。
ver.1.0.6 ダウンロードさせていただきました、希望以上の動作でとても使いやすそうです。
ありがとうございました。
評価のご連絡をありがとうございます。
リリース前は、開発者と私だけでテストしているため、実際に動いたという情報はありがたいです。
ffmpeg のログレベルを warning にしてほしいです。
[hls] Skip の info がうるさいので
RadikoPad の ffmpegログ出力機能は、ユーザーのためのものではなく、RadikoPadでの録音に失敗した時などに開発者、サポート側が具体的な情報を得るための機能です。
ユーザーがこの機能を利用することは何も問題ありませんが、必要な時に必要な情報が含まれていないログに価値はありませんので、デバッグレベルをどのレベルに調整するかは、ユーザーではなく開発者が決定することになります。
ただ、初期のユーザーの方からのエラー報告などで、どんなときにエラーになるのかはつかめていますので、いつまでも最大の情報を出力させる必要はないかも知れません。ここら辺は開発者の判断になります。
要望は開発者に伝えます。
曜日プリセット機能の追加ありがとうございます。
当方、時刻指定での直接入力も頻繁に使用しながらRadikoPadを利用させて頂いております。
現在は「時刻指定」と書かれた所をクリックして時刻指定モードを有効にし、そこから入力フィールドやカレンダーのプルダウンといったところをクリックして時刻等を設定する流れになっていますが、
これを、「時刻指定」をクリックしなくても、入力フィールドやプルダウンの所をクリックした段階で即座に時刻指定モードが有効になり、1クリック目から日付や時刻を入力できる状態にさせたり、日付選択用のカレンダーを表示させたりすることができるようになると、より直感的な操作が可能になるので、時刻指定モードの常用者としてはとても助かります。
誠に勝手な要望で大変申し訳ありませんが、もし可能でしたら、次回バージョンアップを行う予定がありました際には、この件についてもご検討頂けると有り難いです。
長文失礼致しました。
コマンドラインで曜日指定できるようになりませんか?
定期聴取している番組のバッチファイルを作っておけば、
毎週書き換えることなく週一で実行だけで済んで便利だと思います。
>キハ20 さん
そこは手前どもでカレンダ管理用のスクリプトを組んでRadikoPad/FFmpegに
「確定した日付」で渡してあげるのが流儀かと思われます。
カレンダ管理は閏日・祝日の都合もあり、プログラマには鬼門の一つです。
※要望
Creating security context failed (0x8009030f)エラーが壊滅できず
生成されたファイルがパケットロスになることが多いので”-report”オプションだけでなく
INIの[Path]か[Debug]のどちらかでffmpegへ任意のオプションを渡しやすくできるようにしてほしい
CUIモードで都道府県判定取得コマンドを実装してほしい
アーカイブのハッシュ表記をMD5でもいいのでしてくれるともっとツールらしくなる、かも
コマンドモード超便利に使わせてもらっています!
毎朝radikopadを立ち上げて前日の番組をダウンロードするのが日課でしたが、スクリプト組んでタスクスケジューラで自動処理できるようになり、朝にゆとりが生まれました!
自分のスキル的にハードルの高い、番組名をスクレイピングで持ってきてファイル名に使えるところが良いです!
一つ要望なのですが、コマンドラインからプリセットを呼び出せたらうれしいです。
コマンドラインからも4時間番組など分割せずに1つのファイルでダウンロード出来たらなぁと。
毎週、番組名取得に失敗する番組です。ver1.0.6でも再現。
http://radiko.jp/#!/ts/SBS/20200421190000
開発者が調査してくれました。
原因は、放送局が作成する番組情報中に、改行が挿入されているためでした。
こういう番組提供者側のHTML文マナー違反に、開発側で全部対応しているわけにはいきませんので、今回はRadikoPad利用者側での対応をお願いします。
コマンドモードで実行すると、たまに音声ファイルではなくテキストファイルが作成されます。
テキストファイルができる場合、中身はほぼ共通(時刻とかURLは除く)で
#EXTM3U
#EXT-X-VERSION:3
#EXT-X-ALLOW-CACHE:NO
#EXT-X-TARGETDURATION:5
#EXT-X-MEDIA-SEQUENCE:1
#EXT-X-PROGRAM-DATE-TIME:2020-05-10T20:00:00+09:00
#EXTINF:5,
の7行がファイルの先頭に表示され
https://media.radiko.jp/sound/b/RADIOBERRY/20200510/20200510_200000_89Jnu.aac
#EXT-X-PROGRAM-DATE-TIME:2020-05-10T20:00:05+09:00
#EXTINF:5,
の3行が繰り返し出力されている感じです。
それは、RadikoPad のおまけ機能ですね。
http://www.lifewithunix.jp/notes/2017/12/29/radikopad-option-function-shift-download-button/
なるほど。回答ありがとうございます。
もしかすると、固定キーでシフトボタンが押しっぱなしになっていた可能性があります…。
お騒がせしました。
コマンドモードでプレミアムが使えているのですが、少々難があります。
プレミアム会員ログインをIE11で行うと、ログインセッションはGUIモード、コマンドモード両方有効で使えます。
ただし、ログインセッションがexpireした場合の挙動が異なります。
GUIモードの場合、IE11で再ログインしたあと、radikopadをGUIモードで再立ち上げするか、CTRLキー押しながらダウンロードボタン押下するとログインセッションが再び有効になります。
コマンドモードの場合、IE11で再ログインしたあと、radikopadをコマンドモードで実行してもログインセッションは無効のままです。ただし、CTRLキーを押しながらコマンドを実行するとログインセッションは有効になります。
コマンドモードでもログインセッションを起動時にリロードしてもらえたらなぁと。
ごもっともな、ご指摘だと思います。
v.1.0.6 リリース時に、開発者から伝えてもらっていたコマンドモードのオプションを公開するのを忘れていました。
-r オプションを使用して下さい。
-r オプションの使い方に関しては、本文に追加記述しました。
v.1.0.6 の放送局データを更新。
[以下の放送局をデータに追加]
*秋田エリアにエフエム秋田(局ID:AFM)
*山形エリアにRhythm Station エフエム山形(局ID:RFM)
*鳥取・島根エリアにエフエム山陰(局ID:FM-SANIN)
*岡山エリアにFM岡山(局ID:FM-OKAYAMA)
*佐賀エリアにエフエム佐賀(局ID:FMS)
*宮崎エリアにエフエム宮崎(局ID:JOYFM)