Windows10: システム環境変数をリモートから設定する

ユーザーから、特定アプリケーションを動かす条件として、環境変数にパラメーターをセットしたいけど管理者権限がないので設定出来ないと、PCが持ち込まれました。

メンテナンス用にAdmin権限はあるので、

コントロールパネル→システム→システムの詳細設定→環境変数

と開いて行き、システム環境変数を新規に1個追加して作業終了。

設定作業はこれで終わって、ユーザーは帰って行ったのですが、ふと、この作業ってわざわざPCを持ち込んでもらうほどのことだった?リモート作業できなかったっけ?と思いつきました。
なんか、昔、ネットワーク経由で設定作業していたような記憶が蘇ってきました。

最近、PowerShellでリモートPCの設定情報を取ってきたり、設定をプッシュしたりしているので、PowerShell で出来なかったっけ?とWeb検索してみました。

しかし、該当無し。

考えているうちに、昔の記憶が蘇ってきて、Windowsのシステム環境変数ってレジストリに保存されていることを思い出しました。
Web検索してみたところ、”HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Environment” がそのキーだということを思い出しました。

自分のPCのこのレジストリを開いてみると、

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Environment

確かにここです。

あとは、regedit.exe を開いてリモートPCのレジストリに接続するだけ。
上のキーを開いて、マウス右クリックで、新規→キー を選択し、必要なキーを新たに登録。

システム環境変数はPC起動時に一度だけ読み込まれるため、有効にするためにPCを再起動。

これで、リモートからシステム環境変数設定が可能になります。

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