Win10: ブルースクリーン KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED

またまた、ブルースクリーン 停止コードのメモ。

今回は、OSは起動、ログイン画面までは進むのに、ログインするとブルースクリーンで落ちてしまうというPCが持ち込まれました。

停止コード:KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED

です。
停止コードを出した後、勝手に再起動。修復が始まり、それに失敗して落ちる。また再起動という、ループで、電源ボタンを長押しして強制終了しないと終わらないというケース。

この停止コードのブルースクリーンは難しい。いろんなパターンで発生します。
しかし、大きく分けて、

  1. 新しいドライバーやパッチをインストールした後
  2. ハードウェア交換や増設を行った場合
  3. パーツの故障

に落ち着くようです。

今回PCを持ち込んだ人に、「何かしました?」と尋ねてみたところ、前日にメモリを増設したそうです。

多分これ。

増設直後はちゃんと動いていたようですが、何かをきっかけにブルースクリーンが出て、復活しないようになってしまった模様。

状況から考えると原因は、増設したメモリが故障していた、特性不良がある、ソケットでの接触不良があるあたりでしょう。

とりあえず、増設したメモリを抜いて、ついでにCMOSバックアップ電池を外し完全放電。これで起動したところ、OSが修復モードで起動し、修復失敗!(ゲゲッ)しかし、この後再起動したらログインして普通に動くようになりました。

さっきの修復失敗が気になるので、「sfc /scannow」を使うため、修復モードでOSを起動し直し、詳細オプションからコマンドプロンプトを出しました。

scannow の結果は、修復箇所無し。メッセージが怪しかったけど、何もエラーを検出していないのは、OSも動いているし、いいでしょう。ユーザーファイルだけバックアップできれば、最悪OSはインストールし直せば復旧できます。

取り外した増設メモリは後日メモリテストに回すことにして、PCにはスペアメモリを増設メモリスロットへインストールして、OSを起動。1時間くらい使ってみたけどエラーは無し。(←これでテストしたと言えるの?)

この時点でPCをユーザーに返却して、ユーザーに普通に使ってもらうことにしました。

メモリ交換で解決しなかった場合は、Windowsに自動インストールされた更新パッケージを削除してみようと思っていたところでしたが、これは不要になりました。

まとめると、今回の KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED は、パーツ不良だったということで解決見込みです。

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