献血メモ: 久しぶりに献血バスで400ml献血

久しぶりに献血したのでそのメモ。3年ぶりでした。

献血には、献血バスで行う場合と、献血ルームに出かけて行う場合がありますが、私は献血ルームに出かけてました。

献血バスは、仕事場や自分がいる場所の近くに献血ルームの方がやってきてくれたり、たまたま立ち寄った施設で出張献血サービスを発見して参加するので、拘束される時間が1時間以内と短いものの、男性の場合 400ml 全血献血しか選択肢が無く、採血後に一日が終わったかのような疲労感を感じます。午前中に採血すると、午後は「あ〜、早く帰って休みたい」となってしまいます。
献血ルームまで出かけると、(私の場合は移動と採血で6時間くらいかかるので)一日がかりとなりますが、成分献血を選択できます。
成分献血の採血が約1時間掛かるものの、採血後の疲労感が殆ど無く、その後の時間を有効に使えるのでおすすめ。
献血ルームではイベントを行っていたり、アイスクリームサービスや、献血後のお土産も献血ルームの方が多いのでお得感があります。(自分に合うお土産かどうかはその時次第。時にババを引くこともあり。)
東京に住んでいた頃は、予約して休みの日によく出かけていたのですが、引っ越し後、献血ルームまでの距離が遠くなってしまったので、2016年を最後に献血を休止していました。

今回、仕事場に出張献血バスが来ているのを知って覗いてみることにしました。
というのは、服薬と献血の関係が気になっていたので尋ねてみようと思ったわけです。

基本的に献血前24時間は服薬できません。血中に残った薬物成分が、輸血を必要とする事故に遭ったり病気治療中の人へ悪影響を避けるためで、例えば血液凝固阻害剤を常時服用している人の血液が、血液病治療している人に輸血されたら大変です。しかし、高脂血症治療薬を服用していて血中コレステロールやら中性脂肪が多少余分に混じっている血液が何かの治療を受けている人に輸血されても、食前に採血した血と、食後に採血したくらいの違いしかなく問題無いと考えられるからです。

そこで献血の受付に行って問診担当の人に尋ねてみました。結果は予想通り。

自宅に戻って検索してみると、
https://www.bs.jrc.or.jp/csk/kochi/donation/m2_02_02_medicine.html

http://www.jrc.or.jp/donation/qa/

に説明がありました。実際には服用中の薬名を控えたり、お薬手帳を持って会場に行けば判断してもらえます。

答えは得たのでそのまま帰っても良かったのですが、「混んでますか?」と尋ねたら、「空いてます」ですって。問診用紙に記述して、待ち時間無しで問診端末へ移動、血圧測定、ヘモグロビンサンプルを取られて、献血バスに移動して本番採血。この間待ち時間なし。
本番採血も全血献血なので15分くらいで完了。40分ですべて終わってしまいました。

本番採血のコツは、針を刺す看護師さんが一番自信がある血管を使ってもらうこと。こちらから、「この血管を使って」ってリクエストを出すとろくな事になりません。看護婦さんの一番使いやすい血管から取ってもらうのが、一番早く終わります。

献血って、協力者に痛い思いをしてもらうので、それを緩和したり安全性を高めるために採血までの流れがコロコロ変わります。私はそれが好き。
献血バスでの採血は、15年ぶりくらいだったのですが、いろいろ変わってました。

  • 採血中に求められる姿勢
  • 採血機の仕組み
  • 採血後の血圧測定(成分献血の場合はデフォルトですが、400ml献血の場合事後測定はなかったと思います。献血バスだったから?)
  • 採血中の水分補給(受付時に500mlペットボトルを渡され、それを飲みながら採血。)

まあ、採血される側にとっては気にするほどのことではない変化。ドリンクはありがたいけど、ペットボトルよりもソフトチューブの方が飲みやすいんですが。

  • 複数回献血クラブのWebサイト
  • 献血ポイントが全国共通に替わってました

いつの間にか、手作り感満載のWebサイトから、一体感溢れるシステムインテグレータ作成のWebサイトに替わってました。作りや見栄えは、私は前の方が好きですけど、前のサイトは都道府県ごとに献血運営自治体が分かれていて、立川と所沢献血ルームが利用しやすかった私は献血ルームを東京と埼玉で切り替えながら行っていてポイント的にはとっても不利でした。引っ越ししてからは、どうでもいいことになりましたけどね。
久しぶりに献血したら、これが、全国共通ポイントに変わっていました。これで、献血ルーム巡りする人にとってポイントが不利になることはなくなりましたね。

そして、献血記録が翌日には更新されていたのには早くてびっくりしました。
約3年ぶりの献血でしたけど、いろいろと新しいことがありました。

ただし、今回の献血バスでは、採血中に飲むドリンク(アクエリアスかお茶の二択)はもらいましたけど、献血後のお土産はポケットティッシュ1個でがっくり。せめて、何か栄養補給になるチョコとか甘い飲料を飲みたかったわ。

やっぱり、献血は献血ルームで行うのがいいです。

 

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